綸言汗の如し。天子の言葉は汗のように一度出てしまえば元には戻せない。3月に徳間のYouTubeでINUについて話す企画があり、その中で歌手はもうやめて作家専業になると言った。その後また歌への興味も高まり歌いたい気持ちにもなってきたが、天子でない庶民の自分でも汗は戻せない、言ったことは戻らない。ので、今日は歌わない、ただ抑揚のついた詩の朗読を、伴奏をつけてやります。という前口上から始まる（笑）
バンド「汝、我が民に非ズ」は昨年3月に解散したとのこと（特に公表はしてこなかった）だけど、その汝でも作曲を担当してきたギターの中村JIZO敬治さんが伴奏で、曲も汝のものを中心に、プラス書き下ろしあり。歌（否、朗読 笑）の言葉を聞く人にちゃんと伝えたい、分かってほしい、ということで、事前にnoteに歌詞を今日やる順番で書いて公開しており、そのQRコードを印刷した紙を掲げてまだ見てないお客さんに見てもらおう、見ながら聞いてくださいと。さすが言葉が大事なんだな、とは思いながらも、まさかQRコードがかざされるとは（笑）
https://note.com/machidakou/n/nf9d0a13a5f5a
曲の間には歌詞の解説など、いろいろお話ししながら進行。久しぶりのライブだけど、声も出て、どんどんノリノリになって、楽しそうに歌ってらっしゃいました。結局歌も好きってことなのかな…聞く側としても嬉しいことで。
途中、ジゾーさんと何度か「次の曲やりますか」「やっぱりもうちょっと話しますか」「やりませんか」とかなんとかやり取りがあって、ジゾーさんがついに「どっちやねん」ゆうたら、康さん「やっと言うてくれた、言わせるのに7年かかった」って。ツッコミ待ちだったんかい（笑） 冒頭の歌手辞める発言からそうだけど、町田先生言うことが本気なのか冗談なのかわからないところがあって、かつ少し前までそれがちょっと怖さだったんだけど、単に東京人がツッコめなかっただけでただの関西ノリだったのか…？とちょっと思わされた場面。
町田先生とジゾーさんで、ユニット名はマチダ地蔵尊となる模様。夢は、曲を多くの人に聞いてもらって、銭を儲けて、地蔵堂を建立することだそうです。…やっぱどこまで本気なのかわからんな（笑）
アンコール一曲だけ、「名前の歌」 久しぶりに聞く！！聞けると思わなかったー、アンコールにINUをやることはあったけど、それ以外の昔のユニットの曲はやらないものだと思っていたので… たまたま行く前に町蔵プレイリストシャッフルで聴いてたのもあり嬉しかった。
