chocolate melts with music

行ったライブメモ

UKFC on the Road 2013@STUDIO COAST

ド平日の昼間というのに行ってしまいました!UK PROJECTの真夏のイベント。3年目だそうですが、行ったのは初めて。メンツは良いけど平日だしなぁ、と思っていたら、五十嵐が!五十嵐が!5月の『生還』はチケット取れなかったし、今後いつあるかも分からないし、ここで見ておくか!と。しかも同じ日に特撮ライブがあって、そっち先にチケット取ってたのに、無茶なハシゴを決めたのでした。
UKFC on the Road 2013
ちょっと「こっち側、久しぶり」という気分があったんだけど、行ってみたらイベントの雰囲気が何となく懐かしかった。出演バンドが懐かしいわけじゃないけど、daimasの日記スペシャルとか924とかの頃の雰囲気が、イベント規模は大きくなっても変わらずにあるような気がして。あ、でも会場中お客さんいっぱいでちょっとびっくりした。こういう何組も出るイベントでCOASTだと、印象としてはもう少し余裕があって床に座ったりしてることが多かったから。ともかく楽しくて良かった。あと風知空知のカレーも食べれて良かった。
各出演者のセトリと写真付きのレポがRO69にもあったし、あとは感想だけ簡単に。
UKFC on the Road 2013 2日目 @ 新木場STUDIO COAST2013.08.22 邦楽ライブレポート|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

  • killing boy

ART-SCHOOLの木下リッキーの新プロジェクトとして知ってはいたけど、見たのは初めてだったらしい。そして、ベースすげーかっけー!と思ったらひなっちだった。なんか私ちょっと前にもNCISで同じこと言った気がする…。日向さん、昔はちゃんと認識してたと思うんだけどな…(汗)。ともかく、ベースとドラムのリズム隊がバッキバキなところへ、伊東さんのギターの浮遊感とリッキーの歌がのるのがいいなぁと思ってました。

  • MO'SOME TONEBENDER

モーサムはいつ以来だったかな、と思ったら2011年夏のアラバキかな?4人でやるようになってからは余り見てない。どういうことになってるかは聞き知ってたけど、久しぶりに見たらまたまた、さらにそっち側へ振り切れましたねぇ、という感じで。もはやバンドと言うよりパフォーマー集団では(笑)。ステージも眩しかったし、前方のお客さんのサイリウムもすごかった。あと、ステージ上にアルマジロがいるというのは本当だった…。
ちょっと思ったのが、この順番だとモーサムちょっと浮かない?こんな明るく踊り狂う感じって、あとポリとかtelephonesとかあるけど、この後まだだいぶしばらく暗い感じが続くよね?みたいな…(笑)

という感じで、一気に空気を塗り替えるみたいなオウガさんです。ダークなオルタナティブ攻め、かっこよかった。UKFCオフィシャルのツイートで「会場全体が溶けそうです」って言われてたのが本当で。たったの3曲を、長く長く。数年前に見たときは、ひたちなかのFORESTステージが似合いそうな爽やか系と思ってたのに、今のこの暗黒ぶりはすごい…などと思ってました。いや、それでもこないだ明るい時間の野音でも見てるし、音はダークでも爽やかさはあると思うけど。今の方が好きです。

  • きのこ帝国

リハで「夜が明けたら」のラストのほうやってた。この歌の、自分を責めてぐるぐるしてる感じって、ちょっとシロップっぽい、と思っている私です。世界観としては暗さを感じている。美しい歌、良いシューゲ。でも演奏の様子を見ると、特にギターのあーちゃんがとても楽しそうに見えるのが良いなぁと思います。

何回か見て、しかし見るたびにこんなだったっけ…って思ってたようなところのあるノベンバ、やっと覚えられそうな気がしてきた。代沢時代に入ってる「永遠の複製」が聴けて良かったです。音の重さが良かった。あと絶叫すごかった。

10年前の大晦日特撮年越しライブのLOFTで一度見てた。けど昔すぎてあんまり覚えてない…見たいなーと思ってたから見られてよかった。かっこよかった!特にやっぱりギター!バンドとしての練度も高いし。同じステージでも前までと音が違ったようにも聞こえて、dipが一番音良かった気がする。こだわり強そう。演奏始まってもステージ上にスタッフさん?が動き回っていた。
ちゃんと聴くより先にツイッターでフォローしてて。ヤマジさんの交友範囲が広くておもしろそうだったから。BERAさんと仲良さそうだし、ナッキーとも、久土さんともつながってるし、で、この日はリッキーや五十嵐さんと写真撮ってるし。だけどそれでも対バンで出会うことがなくってなぁ。あればいいのになぁ。

最初の挨拶でdaimasさんに「お祭りだから出なよ、って言ったら、じゃあ出ます、って言われてびっくりした」と言われていた五十嵐さん。帰ってきた…。5月の『生還』ライブのときのTシャツ着てる人とか見掛けてうらやましかったよ…。そのライブではSyrup16gの三人だったって、シロップの曲も犬が吠えるの曲も新曲もあったって、聞いてうわーってなってたわけですが、今日は一人の弾き語り。シロップやってた当時にも弾き語りライブが何回かあった覚えがありますが、行ったことは実はなかったんだな。なので五十嵐さんの完全ソロを見るのって初めてだった。
出てきてまず合掌して礼。遠かったからあんま顔までわからないけど、変わりないようで。黒いシャツも。タオルで顔から頭からふく仕草も。何よりあの声が、また生で聞けた!って思ったら最初ちょっと目頭熱くなったよ。
全曲COPYから。She was beautifulから無効の日ってきてうわぁってなった。そのまま全部やるかと思ったけど、生活はなかった。でもその後もほとんどアルバム順みたいな感じで、君待ち、デイパス、負け犬と続き、最後に(I can't) Change the world。持ち時間でやれるだけ?
君待ちとかデイパスとか、シロップのライブでも聴いたことなかった。君待ちはまぁ弾き語りが合う感じだけど、デイパスは少し意外?でもさまになってたな。負け犬は、シロップのラストライブでイントロつまづいた記憶が残ってて…「負け犬だけに」。あ、ちゃんとできた、って思っちゃった。アコギもちゃんとうまいなーとか思ってて(失礼)。静かな曲も、少し激しめにかき鳴らすところも。
シロップの曲としてもうほんとにずっと聴き込んで聴き馴染んでる曲たちだけど、五十嵐さんが一人で弾き語っているのを見ると、「ああ、こうやって生まれてきたものなんだな」とか思ったり。なんというか、やっぱり彼のものなんだな、というか、当たり前とも言えるけど、この辺の曲は特に、やっぱり本人の血肉なんだろうなぁという感じがした。
だからまぁつまり、またやればいいと思うよ…!


ここまで見たところで、ハシゴのために離脱。特撮じゃなければ、ポリからのDJハヤシ(今日の山場)も見たかったし、テレフォンズでディスコ!したかったけどねー。この界隈もやっぱり好きだなと再確認できました。また行ける機会があればいいなぁ。