chocolate melts with music

行ったライブメモ

【不死鳥〜十全】@Shibuya O-WEST

水戸華之介
【メンバー】
澄田健(g)/内田雄一郎(b)
田中元尚(ds)/藤原マヒト(p)
ゲスト:
大槻ケンヂ(筋肉少女帯)
杉本恭一(LA-PPISCH)
MAGUMI(LA-PPISCH)
和嶋慎治(人間椅子)

パンダから不死鳥へって何なんだコレ(笑)って我ながら思いますが、こっちを先に取っていたんですよ。
水戸さんは名前は以前からオーケン界隈で見聞きしていて、去年のほほん学校のゲストにいらしてたときに初めて見て、そこで「ここで話すとけっこうウケるのに、その後ライブの動員は増えない」とかってぼやいてらしたので(笑)一度見てみたいなぁと思っていたのですが、今回25周年記念というスペシャルなライブで、オーケンもゲストに出るし、ウッチーもメンバーだし、ということで行ってみることにしたのでした。
アンジーを少し聴いては行ったものの、勉強不足は否めず。なのであんまり詳しくは書けないんだけど(レポとしてはLuminessさんが詳しいです→http://luminess.info/live/20130527161547/)、水戸さん格好良かったし楽しめました。言葉が強くしっかり届く歌だなぁと。あとMCでも「50歳になって、昔思っていた50歳はもっと落ち着いているかと思っていたけど、実際は、半分はそうだけど、半分は意外とまだまだガンガン行きたい」と言っていたとおり、バラードよりもけっこうガンガン行くパンクロック中心のセットで、すごいパワフルなライブでした。
といいつつ曲で一番印象に残ったのは「唯一バラードと言える」って言ってたゴルゴダなんだけども、それは聴いてた曲で中でも好きだったから。そしてゲストで最初に登場した人間椅子の和嶋さんが参加して一緒に歌っていたのがすごく良かったからです。わじーと澄田さんのツインリードギターもすごく美しかった。そのすぐ後に出てきたオーケンも「感動しちゃったよー」って言って、水戸さんも「すごく良かったよね、すごいギターうまいよね」って(笑)
オーケンが出てきたときだけ、なんか急にのほほん学校感が(笑)メンツ的にも、私も見たときとかぶってるし、オーケンと水戸さんとわじーって。さらにウッチーもいて。オーケンが出てきてすぐそんなふうで、そこからしばらくトークコーナーになってたけど、その後のライブ展開はタイトだったので、あーオーケンと組み合わさると少しダラダラできるのね、と(笑)
25周年で水戸さんのトリビュートアルバムが出ているわけですが、そこでオーケンには最初「ミミズ」という曲を歌ってもらいたかったのにオファーしたら「絶対嫌」と拒否されたという話。オーケンはミミズが生理的に嫌いで、言葉だけでもダメらしい。水戸さんが「ミミズは一生懸命畑を耕してくれるんだよ」と言うと、「僕は都会っ子なの!」「田舎でもそんなに道にいっぱいいるとか掘ったら出てくるとかじゃないよ」とか。代わりの曲は「ミミズがダメなら蠅はどうだ」と聞いてみたらOKだったと。水戸さん「蠅のほうがよっぽど害虫だよ」オーケン「害があるとかそういうことじゃないの!」(笑)そんなやりとりからの「蠅の王様」でした。「ボランティアじゃねぇぞ!」聴けて良かったー。
あとは、最初の登場のときから女性のダンサーさんがいたり(和装風でかわいかった)、後半には天井から風船が降ってきたり、紙テープがステージ後ろから(ダンサーさんの手で)発射されたり、演出も豪華で楽しかったです。
アンコールでは、近くでライブをしていたという橘高さんが挨拶に来てくれたということで(「律儀な子」と水戸さんに言われていた)ステージにも登場して飛び入り参加。ギター持ってなくて、オーケンに「歌いにきたんですか」とかっていじられてた。そしてゲスト全員揃ったところで、オーケンが「みんな写真撮ろうよ」と、ケータイで撮って(「おいらはいいよー」って自分は入らない)「待ち受けにしよう〜ブログには絶対アップしない」と(笑)でも後でちゃんとアップしてくれました。なんか和気藹々でよかったな。
水戸さん「25周年はまだ半分、これからも30,40,50までやりたいから、おまえらも俺より先に死ぬなよ!」と言っていて、格好良かったです。すごいなー。またチャンスがあったら見にこようかな。あととりあえずアルバムちゃんと聴いてみようかな。

不死鳥Rec

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