chocolate melts with music

行ったライブメモ

  1. ヴィールス
  • フリートーキング
  • コンドルが飛んでくる
  • 君の代
  • ミステリアス・ガイ
  • 赤い戦車
  • シャルロット・セクサロイドの憂鬱
  • オーロラB
  • 赤い花満開の下
  • ロリータ108号
  • シアー・ラバーズ
  • ラブ・バズーカ
  • 肉屋のように
  • 夢見る約束
  • 踊れない
  • コレクター
  • レーダーマン
  • 電車でGo
  • バーバラ・セクサロイド
  • (enc)パンク蛹化の女

17:00開場、18:00開演予定。開場はどうやら順調だったようですが(入っての遅いので知らない)、開演は1時間10分くらい押しました。しかし、何の前触れもなく(チューニングとかやってなかったもんね…)、出てきた?と思ったらもうヴィールスが始まってて、慌てて階段下りて真ん中のほうへ移動したので、好きな曲を堪能できなかったのがちょびっと悔しい。
でも、今回最初から声が凄かった、と私は思ったのです。特にファルセットの迫力が。純さんの声がこんなに強く聞こえたのは、ひょっとして初めてかもしれない、と思ったくらいに。カメラ入ってるからマイクの加減が違うのかしら、とまで思ってしまった(苦笑)。位置とかの問題もあるかもなんですが(今回ののみじゃなく)、私にはそう聞こえましたということで。
で、フロア後方のステージ正面辺りにどうやらたどり着いて、背の高い兄さんがいっぱいで見づらい!と思いつつも、どうにか純さんの姿を目撃できて、で、見たら髪の毛ピンクだったからビックリ(笑)。フリートーキングの後のMCで、それがモーニング娘。(この「。」を表現するために、純さんは間を置いてました)のやつをアレンジしてもらったものという話でしたが、「一応分かっててやってますから」「でも30%くらいは本気だったりもします」なんて言って、笑い取ってました。

それから、「今回はちょっといつもやっているのというのじゃなく、けっこう昔の曲、もやります。このファルセットとガキみたいな声(って言葉で言ったわけじゃなく、もちろん出してみせてたわけですが)の2つが自分にとっての基本で、そこに戻る感じで…。次の曲はヤプーズになってからの曲でそんなに昔というわけでもないですが…」と言いつつ、髪と同じピンクのちょっとラメできらきらした長いショール?みたいのを頭にかぶって、「これでちょっとサリーっぽいから、次はインドかって言うと、そうではなくて…」、コンドルが飛んでくる。しかし、このときは本当にまだ見づらかったんですが、その頭からかぶってるものがけっこう邪魔で歌いにくそうだったような気が…。
そして「次は、けっこうよくやって、喜んでいただいている曲ですが」ということで君の代。踊りが可愛いです。このDadadaismからの連続、声もよく出てたし、すごく嬉しかったです。
で、その後がミステリアス・ガイ。テクノアレンジが効いてて、歌いだしまで何の曲だか分からなかった…(他にもいくつかそういうのありましたけど)。カッコよかったな、曲は。そして純さんの声は可愛らしかった。

で、ここの後奏で純さんがいったん退場してお着替えタイム。デニスがちょっとMC。「今の曲はミステリアス・ガイだけど、この時間はミステリータイム。みなさんは次何が出てくるだろうと楽しみでしょうが、実はワタシたちも同じです」(笑)。
出てきた純さんは赤いフードつきのトレーナーみたいので、背中には黒で英字がプリントされてて、見えてたところではBLOODなんてのも書いてあったかな。ピンクのかつらはとって、地毛を左右の高い位置で結っていて、先のほうはウェーブつけて固めて。赤い格好だから次は…と思ったところ、本当に赤い戦車。低音の力強い声。前に聴いたのより良かったな。でも、映像的には前のときのほうがすごく焼きついてしまっていたんですが。

その次がシャルロット。上着を脱いで、赤いキャミ姿(たぶん。遠いからよくは分からない)。
その後アコースティックコーナーに入って(って、今回は特にそう言ってたわけではないけど)オーロラB。これの声もすごい綺麗だったなー。聴き惚れた。赤い花満開の下のときは、髪に赤い花つけてました。続けてロリータ。アコースティックバージョンは沁みます。その後「これもね、もう何年前…?最近引き算とか出来なくなっちゃって。あの、どなたかヤプーズ計画から何年だったか…え、14年?」「次は、東京と大阪のクアトロだけで売り出したCD-Yにだけ入っている、シアー・ラバーズという曲ですが、これの歌詞とはだいぶ違って、昔のソロの理屈っぽいのともまた違って、いやぁ、これからどういう歌詞を書いていくんでしょうねー、って自分が書くんだって」(笑)「では、大人になった私を聞いてください」。シアー・ラバーズは、CDとほとんど変わらないけど(新生ヤプーズになってからなんだから当たり前か)、この曲最近ツボなので、嬉しかった。台詞のところが、何言ってるのか気になってるんですが。

MC。「いつの間にか、メンバー全員アロハでおそろいなんですよ」と、白系のアロハシャツを羽織る純さん。いろいろ告知など。来年2月27日予定で徳間ジャパンからアルバムが、もう5年ぶりくらいになってますが、出ます(これからレコーディングだそうですが…)。とか。11月10日に新宿のタワレコで、ホッピーさんたちと3人くらいでインストアありますとか(それがたぶん今年最後のライブでしょうとのこと)。「来年の抱負は押さないことです」っていうのは最初の方から言ってましたが(是非頑張ってほしい…)、メジャー展開なども狙っていきたいというお話でした。「まぁ、できなかったときには、意思が足りなかったということで…」

そしてここから怒涛のイキオイで。まずラブ・バズーカ。楽しい。それから、髪を解いて、肉屋。迫力迫力。こっちも跳んで盛り上がるし。夢見る約束。意外な選曲でしたね。ピクニック♪プラトニック♪のポーズが可愛かった。
踊れない、で、また入り間違えてましたね…。中原さんが音楽止めて、それでも純さんまだ歌ってて、お客さんも合唱してて、そのうち「お願い誰か私を止めて…」って(笑)。テイク2。ロボットっぽい動きが、見てて面白かった(この頃から、前に詰めていってて、視界が少し良くなってきてた)。
コレクターまでずっと声よく聞こえてました。紅蓮のルンナのところとか凄くて。レーダーマンでは、確かに出なくなってたかな、高音…。ていうかファルセットはわりと出てたけど、そうでないほうは高音キツイ感じなのかも?
で、電車でGoが終わったところで、「ありがとう、ヤプーズでした」って、退場しかける純さん。「あれ、バーバラはアンコールっすか?」と思ったら、戻ってきて「すみません、もう一曲ありました…」。さすがです。ついでだからとお着替えしてから、改めてバーバラ・セクサロイド。お客さんがほぼみんな合唱状態で、楽しかったです。

アンコール。ヤプーズライブの拍手の揃いっぷりは、本当に凄いと思う…。出てきて、メンバー紹介のあと、パンク蛹化の女。ラストでオクターブ上がったりはしなかったけど、「あーーー」はやっぱり凄かった。



会場で売っていたもの。
CD:『HYS』『20th Jun Togawa』/書籍:『樹液すする、私は虫の女』
本、買いました。