chocolate melts with music

行ったライブメモ

PITB acoustic 2016


アコースティックセット一本のライブツアー、東京は昼夜2公演、両方行ってきました。
波多野さんはアコギのみ。ダイゴマンはパーカッションメインで。健ちゃんはエレキベースと、一部でサイレントベースを。
波多野さんが「アコースティックだからといって、単に癒しを提供するわけではない」みたいなこと言ってましたが、実際その通りで。静かに柔らかめにというところももちろんあるけれど、ダークな曲の不穏さが増す感じがとても良かった。優しい闇に包まれるような感覚。

メンバートークは、アコースティックセットのときのほうがいつもに増してリラックスした感じで、夜公演のアイスだの乳酸菌飲料だののとりとめもない話でかなり長くなっちゃうところとか、楽しかったです(笑)

戸川純 avec おおくぼけい

ピアノと歌のみのデュオ。シャンソンショウでの共演の後、昔やっていたゴルゴダ(戸川純三柴理)をおおくぼけいさんが知ってらしたところから、二人でやってみましょうということになったそう。
おおくぼさんのアレンジがなかなか独創的で素敵。ブルースらしいバージンブルースがかっこよかったし、静かに沁み入るような諦念プシガンガは泣けたし、何より、まさかヤプーズ曲をピアノ一本でやるとはね!本能の少女も斬新なアレンジでしたが、肉屋はもはや別の曲のようで、純ちゃんも長い台詞入れてたりして、いやぁかっこ良かった!
純ちゃんの歌声も、いつもと少し違う感じ。マイクエフェクトもなく、ダイレクトに響いてくる。クレオパトラシャンソンでの低音域の迫力が良かった。
演奏や二人の息がもっと練れてきたら、またもっとすごいことになるなという感じもあって、そういう意味でも次回ライブが決まっているというのは素晴らしいことですね!12月4日南青山マンダラが決まったそうで、楽しみです。

吹けば飛ぶよな男だが
ラジオのように
バージンブルース
クレオパトラ
王様の牢屋

蛹化の女
プリシラ
Yesterday, yes a day
本能の少女
諦念プシガンガ
さよならをおしえて
肉屋のように

クレオパトラ

渋さ知らズオーケストラVS岩下の新生姜ミュージアム



2時間たっぷりのカオス!ここ最近で一番たっぷり渋さ堪能したというくらいの充実のライブでした。素晴らしい。
先日、東京中低域トリコミを見にきたときには客席だった場所がほぼステージになっており、カフェのスペースをぶち抜いた客席(このためカフェ営業はドリンクとアイスなどスイーツのみ)で、立ち見のお客さんが二階にも!という大盛況でした。

新生姜ペンライトを振るダンサーズ、揃って新生姜ソフトクリームを食べるペロ&さや(笑)、若林美保さんのセクシー宙吊りダンス、梁の上で踊る東洋さん
片山御大をはじめとするサックス隊ホーン隊の熱いソロ、
その傍らにおつまみ新生姜(もちろんお酒もあるから)
ゲストの渋谷毅さんがピンクのピアノを弾いて、その伴奏で関根まりさんがヒコーキを歌う(これが素晴らしかった!)
渡部さんがWe're new ginger band〜と唸り、みんなで岩下の新生姜コール!

岩下社長がずっと至極楽しそうに、幸せそうに、ノってらっしゃる姿も印象的でした。素晴らしいライブ企画をありがとうございました。

岩下の新生姜ミュージアム1周年記念スペシャルライブ 東京中低域+tricomi

ミュージアム入ってすぐのホールにて。予約の整理番号順入場で自由席。入場時に“あの”新生姜ペンライトが貸し出される。

まず東京中低域。12名編成。いつもながらではあるけれど、途中ステージを離れて歩き回りながらの演奏で、ホールから展示スペースのほうにまで移動、お客さんもついてく(笑)一番奥のジンジャー神社で演奏。そっちのほうが天井高くて響き良かったかも。
最前の席に小さい子供達がいて、初めは退屈そうかなと思ったのだけど、目の前でブイブイ吹かれたりして、最終的には新生姜ペンライトを口に当てて吹くふりで振り回してたのが面白かった(笑)

トリコミ。ドラムのホアチョさんが体調を崩されたそうで、急遽グレースさんという女性ドラマーが入られ。女性ながら力強く、キレの鋭い叩きっぷりで、なんだかいつもよりもハードなトリコミに。気持ちテンポも速めだったような。カッコ良かった!
ホアチョさんの遊びのあるドラムもすごく良いのだけどな。というか、心臓の不具合だとかで、心配です…ご快復をお祈りします。パーカッション少なくなっちゃうし、ノーモーの面白トークもなかったのでさみしい。
中盤から東京中低域と合体。一緒にやる曲が増えてるー!たっぷり充実でした。くそったれ少女時代が良かったなー
寅蔵さんがかわいしのぶさんの前に立っちゃって、お客さんからしのぶさんが見えなくなるものだから、歌に入るとしゃがむっていうのをやってて、他の域メンバーも一斉にしゃがむのが面白かった(笑)
今日のドレスコードは新生姜にちなんでかエプロンだった模様。域メンバーは白の中低域Tシャツ、シンプルな白の腰下エプロンをお揃いで。トリコミかわいしのぶさんが、黒のワンピースに薄い水色のフリルのついたエプロンをしていて、頭にリボンも付けてとても可愛らしく、ちょっとメイド風のその格好で大きなベースを持つのがまたミスマッチで良かったです。

少年船長、固い握り、ノーモー、彼が殴るの、馬、ロックンロール自殺、コールドターキー、くそったれ少女時代、オープンクローズド、大変だヴィオレッタ、ウエイト、ラヴ

ステージ脇にいるマスコット、アルパカのオリーチェちゃんを、バリサクで執拗にボコる鬼頭さんひどい(笑)