- アーティスト: 人間椅子,和嶋慎治,鈴木研一
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: CD
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- (SE)此岸御詠歌
人間椅子 ニューアルバム『萬燈籠』発売記念スペシャルライブ | Web Rock Magazine BEEAST
BEEASTさんに写真も満載のレポートもあったので、感想だけメモ程度に。
オープニングSEは、ずっと使われてきた此岸御詠歌、新譜のトップに再録されているもの。一曲まるまる終わるのを待って、そのままアルバム通りの流れで黒百合と地獄変。
地獄変の歌詞は和嶋さんの作詞だけど、ボーカルをとるのは鈴木さんで、鈴木さん曰く「陰険とか自堕落とか、和嶋くんは僕を思い浮かべながら書いたんじゃないかと」。に対してわじー「そんなことない、人間誰しもそういうところがある、それを育ててしまうと地獄になる」さらに続けて、鈴「当てはまらないところもあって、冗舌とか傲慢とか」和「それは僕ですね」などと。
あと、わじーの説法的なところでは、「つまらない人生だと思っていたら本当につまらない人生になる」みたいな話が、蓋しその通りであるよなぁと思いながら聞きました。
曲はハードだし世界観はおどろおどろしいけど、MCになると二人がすごく仲良しで和気藹々な雰囲気でいいよね。この日も「鈴木君は僕の最大の理解者なんじゃないかと」とかもうアツアツなこと言い出すし、二人で褒め合ったりしてかわいかった。わじーが高校生の時に作った「鉄格子黙示録」は、友達に聞かせたら歌詞がダメだと言われたけど、研ちゃんはいいって言ってくれた…!とか。「あれは素晴らしいよ、『親父は猫の爪、お袋は豚の肝臓』でしたっけ」とか。でもやっぱりひどいということでデビューしてからしばらくCDには入れられなかった、みたいなこと言ってた。
ねぷたのもんどりこのときには、鈴木さんから弘前ねぷたの解説。青森ねぶたでは「ラッセラーラッセラー」のところを、弘前では行きは「ヤーヤドー」で帰りが「ねぷたのもんどりこ」なんだと。ライブでもみんなでかけ声しながら跳んで楽しかった。続けて桜爛漫も、弘前の名物にちなんだ歌。和製ブラックサバスを意識してると、わじーから。
ノブさんの兄貴コーナー!「地獄の歌をお見舞いするぜ!」からまたボルテージが上がっていって。人生万歳でバンザーイ!するのと、きゅらきゅきゅ節のきゅっきゅきゅー!とぶんがちゃっちゃ!が、予想通りに楽しかった!
アンコールは「最後一発、針の山!」で振り切れる。最初のうちはインストアライブを意識して、曲解説も丁寧にしながらだったけど、最後は「もう普通のライブと変わりませんね」って。
でも、インストアライブは、新譜の曲の初ライブ披露でもあって、ちょっと緊張感がある感じがまた面白かったです。