chocolate melts with music

行ったライブメモ

明和電機ナンセンス=マシーンズ展

面白かったー楽しかったー!
かなり充実の展覧会だと思います。魚器シリーズ全部見れたし、エーデルワイスシリーズの新しいの、一部デザイン画とか設計図みたいのとかも見れたし。パチモク鳴らせるし。自動演奏も聴いたし。4時前に入ったのだけど、6時閉館までたっぷり見て楽しんでました。むしろちょい足りなかったくらい。
ライブには何回か行ってて、楽しくて好きなんですが、でもそれだけでは分からない面が見れたなーと思います。やっぱライブだと、面白いもの作って、面白い音出して、ばかなことしてんなー、と楽しむんですけど。こうして展覧会という形でまとめてたくさん、また間近でよく見ると、単に楽しい、面白いってだけじゃなく、いろいろと感じるところがあるなぁと。ブラックなところとか、むしろ怖いと思うくらいのものとかあって、ああこういうものだったんだなぁと。ノッカールームのピアノが、結構なインパクトです、個人的に。ある意味、無残な姿なんだけど、でもすごく慈しみがあるのも分かって、でもむごい演奏法だと思うし…。モノとか物作りに対する愛と一緒に、残酷なものが同居してるというか。うまく言葉にできないですけど、ヒリヒリするような感覚があって。
なんか、アートなんだよなーと、改めて思いました。こうやって見るほうが、正しい鑑賞の仕方なのかも、とか。ま、ライブはライブで楽しいんですけど。


で、6時までいてしまったので(当初は、その後渋谷に出てUPLINK Xで映画を観るという計画も無きにしも非ずだった)、本日のイベント、お茶の間トーク、「さかなクン、魚器シリーズを語る!」を見てきました。けっこう人がいて、後ろのほうで立ち見してました。でも、だんだん立ち見客は減っていきました。だって、結局、2時間!2時間近くだよ!あのテンション、あの声で。社長も最初から「疲れます」って言ってたし(笑)。それも延々と魚トーク。全然魚器シリーズ語ってないから。フツーにお魚クイズ!とかやってるから。でも社長も至極熱心に聞いてて、サメの歯とかエイのとげとかに興味深々で、やっぱ好きなんだね、魚、って感じで、それはそれで面白かったです。ですが、疲れましたよ(笑)。
最後には、社長とさかなクンの、「ミュージシャンじゃない二人」によるスペシャルライブで、さかなクンの持ち歌「青い海のある青い地球」(だっけ?)を歌ってました。ギター(社長)とサックス(さかなクン)の演奏付きで。激レア。よたよただったけどね(笑)。
ずっと後ろで立ち見してたんですけど、1時間くらい経ってからかなぁ、正道兄さんが来てました。関係者席とか前のほうにあったんだけど、行かずに、後ろに立ってましたよ。すぐ近く。なんかねー、私、お兄さん定年退職してからしか見てないはずなんですが、明和電機見に行って、お兄さんを見なかったことはないんですけど。毎回来てる。ライブに行けばいつも社歌歌ってる。いつもなのか?暇なのか?何やって暮らしてるんですか、お兄さん…。
ちなみに、24日イヴのイベントは、ミーチ兄弟のロマンチックコンサートらしいですよ。兄弟を見たい方は、取り返しの付かないスペシャルイベント(とチラシに書いてあった)に参加されてはいかがですか。私はもう一回行ったりはしないけどね、たぶん。でもちょっと歌聴きたかったな、明和電機の。社歌とか。歌いたかった。