吹けば飛ぶよな男だが
ヒステリヤ
Hustler's Tango
王様の牢屋
フリートーキング
恋のコリーダ
諦念プシガンガ
蛹化の女
プリシラ
クレオパトラ
バージンブルース
愛の讃歌
肉屋のように
本能の少女
さよならをおしえて
吹けば飛ぶよな男だが
ヒステリヤ
Hustler's Tango
王様の牢屋
フリートーキング
恋のコリーダ
諦念プシガンガ
蛹化の女
プリシラ
クレオパトラ
バージンブルース
愛の讃歌
肉屋のように
本能の少女
さよならをおしえて
純ちゃんバースデーライブ!
だけど純ちゃん風邪をこじらせて声が荒れ荒れ…と最初にお詫びからスタート。ご本人が一番悔しそう。でも想いの伝わる強い歌。魂の叫び。「痛々しくても曲を飛ばさない」と、セットリストを歌い切る。それもまた一つのプロ魂、というよりも戸川純魂だなと、感じましたよ。
二、三曲ごとにうがいに走りつつ。地声の高いところは辛そうだけど、低音やところどころのファルセットはきれいだったり、ウィスパーを使ったり。
「今日来てくれたお客さんには本当に申し訳ない」と何度も謝りながら、でも何よりも悔しそうで「次はちゃんと治して、きれいな声で歌うのをみて欲しい。こんなもんじゃないから!」と。今日の半券をとっておいて、次のときに何か特典を、なんてことまで(笑)。そういう前向きで気合いは十分な純ちゃんだったから、たまたま今日は喉は荒れてしまっていたけど、それでもライブが見られて嬉しかったです。
誕生日に、また一つ歳をとったからこそのロリータ108号。ファッションも今日は全身ピンクのロリータで。山口さん入ってのロリータは初めてかな?ちょっと新鮮な感じが。
そして個人的に前半のハイライトはNot Dead Lunaでした。ヤプーズで最初に好きになった曲。歌う純ちゃんの表情も良かったし、ベラさんのギターきれいだし、ドラムとベースの強さも、華やかなキーボードも良かったし、青白い月の光のような照明も良かったです。
後半では、キーが合ってて意外と声が荒れなかったさよならをおしえてとか、ラジオのようにとかも荒れの影響が少なくて良かったですね。そして、ソロデビューからずっと歌い続けていくと決めている蛹化の女と諦念プシガンガの二曲。蛹化の女はなるべくきれいな声で、初心で歌いたいと、直前うがいの効果もあり、魂の響きでした。プシガンガのほうは少し激しく歌うのもありということで、後半から激情が滾っていくような感じで良かったなぁ。荒れめであってもそれも表現の一部に取り込んでいくような。
終盤はほぼ切れ目なしで立て続けに。好き好き大好きも激しくで良かった。パンむしは言わずもがな。
「人間だもの」と純ちゃん言ってましたけど(笑)、ほんと、人間だからこういうときもある、けどそれでも全力で「戸川純」をぶつけてくる、それも純ちゃんらしいライブでした。良かった。楽しかったよ!
次回、コンディション万全のライブももちろん楽しみにしています。
お誕生日おめでとうございました!