またしても、詳しいわけではないのだけど来日公演と聞いて行っておきたい!と思ってチケットお願いして取っていただいたのでした。
ツアー後半でしたので既に話題はいろいろ目にしていたわけですが、会場で配られるという噂の耳栓、もらったのが『Loveless』のジャケットを思わせるようなピンクだったのがちょっと嬉しかったです。
耳栓が配られるほどの轟音注意というので大丈夫か?と思いつつ前の方にいたんですけど平気でした。耳栓は結局使わなかったよ。
初めはむしろ物足りない?くらいの音量で。演奏が進むにつれてだんだん上がっていったんだと思う。ただ直接鼓膜にビリビリくるような嫌な感じは全然なかったので、徐々に慣らされていって、いつの間にか轟音の中に漂っていたような感じ。ノイズの善し悪しを語れるような資質は持ってませんけど、この耳へのやさしさは上質ってことなのかなとか。轟音を聞かせるために計算されたものでもあったんだろうな。
最後の曲の「ノイズビット」、20分近く1コードの轟音は圧巻だった。耳がどうこうじゃなく、もう全身ビリビリした。身体の中まで共鳴してるみたいだった。ファンに「ホロコースト」とも呼ばれるというのもなるほどね、と思ったし、滝行のようだとも思った。時間が長かったから(RO69の人によればこの日は16分だったらしい)圧迫感がじわじわ増してくる感じではあった。笑っちゃうくらいすごくて、でもなんかその中にいるのは幸せだったなぁ。美しかった。
dipのヤマジさんが「ノイズの中で耳栓をすると急に各楽器が何をやっているかが分かるようになる」というようなツイートをしていたのを見掛けていたので、ノイズビットのときに指で少し耳をふさいで、また外したり、してみたのでした。確かに、ふさぐと急にシンバルハイハットがクリアに聞こえてきたりして、面白かったです。反響音の部分が取り除かれるということなのかなぁ。
終演後も特に耳鳴りとかはなかったのですが、聴覚が疲れてると感じました。あと全身で音を受け止めたから身体も疲れてた。こういう感覚は初めて。これだけでももう体感できて良かったと思う。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン来日公演初日!あまりの轟音に、耳栓が配られる | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン @ 新木場STUDIO COAST2013.02.08 洋楽ライブレポート|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
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- Honey Power
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- Come In Alone
- Only Shallow
- Thorn
- Nothing Much To Lose
- To Here Knows When
- Slow
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- Feed Me With Your Kiss
- You Made Me Realise