chocolate melts with music

行ったライブメモ

Dieter Moebius featuring Jim O'Rourke

Dieter Moebius featuring Jim O'Rourke

GUESTS :
Phew featuring 向島ゆり子
にせんねんもんだい

DJ : Compuma

体調的にかなりぐったり気味だったけど、音楽はどれも心地よかった。
にせんねんはわりと静かめのループ3曲だった気がする、けど、最初が一番ぐったり気味だったのでちょっと…ループの中にいるのが心地よかったことは確か。
Phewさん、サンプラーから繰り出される様々な音のなか、向島さんのピアノやバイオリンに合わせて歌う。大都市の喧噪のまっただ中で歌っているようであり、同時に荒野の真ん中で歌っているようでもあった。
Dieter Moebius氏、初めて。音の中を旅しているような。SFの世界を歩いているような。音が舞台装置であり、登場人物でもあり。一緒に歩いたり、頭上を飛んだり、さえずったり、話しかけてきたり。しばらく行くと場面が変わる。そんな旅。そういうイメージを持ちながら聞いていた。メビウスさんの音は基本的に硬質で、その上にジム・オルークさんが電子音だけど何か有機的な感じのする音を乗せている感じ、だったように思う、わかんないけど。面白かった。