chocolate melts with music

行ったライブメモ

@ストロングステージ

メインのストロングステージでは、転換の間、プロレスラーのアントーニオ本多がつなぎのトーク?をしていて、人間椅子のセッティング中もアントンさんが、後ろのメンバーに気も遣いつつ、いろいろ話したりモノマネしたりしてました。で、アントーニオ本多の森羅万象モノマネって、芸能人とプロレスラー以外は何でもできるというモノマネ、お客さんからのリクエストでやってたんだけど、人間椅子前はけっこう人間椅子の曲名とかからお題を出すお客さんがいて、ふじつぼ人間とかがけっこうウケたw あと「神聖かまってちゃんのの子」って言われて「かまって〜、かまって〜」って歌ってたんだけど(笑)、そしたら和嶋さんが「それ、かまってって言ってるだけでしょ、知らないんでしょ」って真面目にツッコミ入れてて可笑しかった。最後にやってたのが「陰獣」で、ノブさんと和嶋さんが効果音つける中で顔と動きで陰獣を表現してたんだけど、それも後で和嶋さんがツッコミ入れて、マイク通さなかったから聞こえなかったけどたぶん、「陰獣の『イン』は『淫』ではない」ということを言ったんじゃないかと推察する(笑)わじー真面目だからな。
という前置きからの、人間椅子です。野外で見るのは初めて!それも地元青森で!
夏の魔物には二回目の登場だそうで。野外フェスは似合わないけど、魔物は似合うバンドでしょうって言ってた。

  1. 沸騰する宇宙
  • 洗礼
  • 深淵
  • 賽の河原
  • 針の山

最初にオープン!セサミ!でかけ声を上げつつ、人間椅子の重くてぶっとい音に一気に引き込まれる。特にベースが本当にすごくて。地の底から響くような。野外だからなおさら、地面が割れて地獄の扉が開くようなイメージ。ちょうど日が落ちる時間帯で、演奏が始まるときにはステージにも日が当たらなくなっていたんだけど、もうちょっと暗くなって黄昏だったらもっと雰囲気あっただろうな、それこそ魔物が出そうな…。
深淵の前にMC。隣のステージでPANTAさんの演奏が始まって音が聞こえてきていて、鈴木さんが「さっきPANTAさんとすれ違ったんですけど、気づいてもらえませんでしたよ」和嶋さん「えっ、どうして?」鈴「太ったからじゃないですか」って(笑)そういえば椅子の二人は長いこと一緒にやっているのにステージではお互い丁寧に話しますね。
それから和嶋さんが「大自然の中にいると、自分の中に自然があるような、自然の中に自分がいるような、自分自身の中に深く入っていくような感じがします」というようなことから「深淵」に入ろうとして、「イントロがすごく静かなんですよ…」と。隣の音が聞こえているから…。「でもそこを聴いて欲しい」と言って曲に入りました。この日一番音かぶりが残念だったのはここかな。でも和嶋さんの手元を見ながら真剣に聴いた。
それから、ドラムのノブさんの「兄貴って呼んでくれー!」があり(ノブさんは顔が広くてフェスの会場も知り合いだらけで、すれ違う人みんなと挨拶交わしてるとか)、あと鈴木さんから「青森に来たら、恐山を観に行ってください。バスで行くのがいいです、面白いから」とオススメされて、からの、賽の河原と針の山!このラスト2曲はやっぱりすごく盛り上がった!研ちゃんわじーの中合わせも見られたし、わじー歯弾きも見られたし!
青森の大自然の中での人間椅子!ほんと最高でした。見に来て良かった。