chocolate melts with music

行ったライブメモ

同じ残響の事務所所属ですが、対バンは初めて。近いようで遠い、遠いようで近い2バンド。
普通に考えてピープルが先だけど、万が一9mm先攻だったら大変なことに…と恐れていましたが、幕がなくセットが見えていたので安心して(笑)センターバーの前へ行くことができました。でもけっこう9mmスタンバイの人たちもいて。照明が落ちてSEが始まったら、前へ詰まる動きが。えっ、ピープルなのに?(笑)

  1. 旧市街
  • 市民
  • レントゲン
  • 沈黙
  • 技法
  • ニムロッド
  • 木曜日
  • レテビーチ
  • 笛吹き男
  • 完璧な庭
  • 天使の胃袋
  • ペーパートリップ
  • ヨーロッパ

初っぱなに旧市街、続けて市民という攻撃的な出だし。9mmを意識してのことでしょう。2曲終わったときに後ろにいた9mmファンの兄さんが「かっこいいな」ってつぶやいてたので目論見成功だと思う。その後のレントゲンも間奏のアレンジとか攻撃的な感じがした。それから新譜の曲を3曲続けて。久しぶりの曲で木曜日、レテビーチ、それから去年の会場限定シングルから「言い曲なんですよ、自分で言うなって話ですけど」と言いつつ笛吹き男、これもけっこう久しぶりの完璧な庭、あとは天使の胃袋とペーパートリップと速い曲を続けて、ラストはヨーロッパ。新旧バランスもとれてて、いいセットリスト!
最初からだったわけだけど、やっぱり9mmの激しさに対して、いい意味で張り合っていくような、負けねーぜっていう気概が感じられて、良かったなぁ。ギターの尖り方も、ベースのうねり方も、ドラムの細やかな力強さも、良かったなぁ。そして客席を呑み込む世界観。最初は前に詰まったり盛り上がる感じだったオーディエンスも、ライブが始まるともう圧倒されて黙らされてしまう。黙ってじっと聴くしかできないんだよね。波多野さんが後の方で「みんな真剣に聴こうとしてくれているのが、すごく伝わってきます、ありがとう」って言ってたのも、そうさせるだけのものがあるってことだよね。
新曲、ライブで聴くのも楽しみにしていたわけですが、いいですね。沈黙の、ほんとに氷の張り詰めたような静けさ、好きです。技法で、照明が虹色になったのも良かったな。ニムロッドはアルバム中で一番曲としてわかりやすくて、言葉もダイレクトに響いてくるものがあると思う。これからツアーでどう進化していくのか、今日演奏されなかった曲も、また楽しみですね。
あとは波多野さんのひねくれた茶目っ気のあるMCメモなど(笑)

  • 「これだけの人がいて、誰も何もしゃべらないっていうのが、すごいね」(客席から「波多野さーん!」)「うっせーよ!」(笑)「ウソウソ、ありがとう」
  • 「僕の、後ろにある四角い、大きな音の出る装置(アンプですよねw)、二つのうち銀色の方は、卓郎くんのお下がりです。なので上に9mm Parabellum Bulletって書いてあります」
  • ダイゴマンコーナーで「シティズンソウル!」「ハイ!」某有名アーティストのあれではありません(笑)
  • 大吾「新年早々このテンション疲れる」(笑)