というわけで二日目もきた！前日買ったチケットで、前日買ったTシャツとタオルを装備して。当然番号遅いのでまた後ろに入ったけど、SEとともに前へ。今日は普通にかっこいいSEでした（笑）昨日より正面寄りで、視界のいいところに行けた。
一曲目は昨日と同じ、くるくる少女。そして二曲目にアウェーインザライフ！やっぱり変えてきた！その後も曲の入れ替え、順番の入れ替えで、またいろんな曲が出てきました。
結論から言うと、二日目のほうがMCもタイトな感じで、セットリストの好みも込みで、ライブ内容も良かったです、個人的には。初日のほうがMCが面白いのは本当だけど（笑）両方行って良かったってほんとに思いました。
この日のハイライトは、まずウッチーの新しい楽器で始まったゴーゴー蟲娘！これもレアだよね、久しぶり？もしかして自分初めてだった？好きな曲です。ウッチーは、一弦ベース？前に言ってたスティックとは違うらしい、新しい楽器で（でも「何度か見てるけど」とオーケンには言われていた）、それを消しゴムつきの黄色い鉛筆で弾いていた。かっこよかった！もっと見たかったなー。それから、本編ラストにゴミ屋敷の王女が聴けたのも嬉しかった。久しぶりだー。
そしてアンコールでは、まずアコースティックで氷の世界！これも初めてライブで聴いたかもしれない。カッコ良かった。バンドバージョンでも聴いてみたいなぁ。
さらにそこから、レティクル座行超特急が！きた！！これが本当にカッコ良かった！！ダークなオープニングから徐々に疾走感が加わっていって。CDの音だけど女の子の台詞が入って、妄想だよサラウンドでも入ってきて。演奏がすごい迫力で、世界に取り込まれるみたいで。ほんとにどこか連れて行かれるような。それで最後の悲鳴が怖く聞こえてゾクゾクした。さらにその後加速していくところがまた格好良かった。長谷川さんのドラム！音源では聞き込んでいるし、カラオケでも歌えるし、初めて聴いた時みたいな感覚って普段はなかなかもう意識できないけど、初生演奏はやっぱり全然違った…。個人的にはこのときが一番感動してました。あんまり良かったので、もう一回聴きに大阪行こうかとか考えちゃったりして、次の日も夕方までなんか一日ふわふわしたような、興奮したような状態で、レティクル座に行っちゃったままなかなか地面に降りて来られなかった（笑）
なんていうか筋少さんはライブも定期的に回数やってくれているし、安定感あるし、って安心しすぎてちょっと、そんなに全部行かなくてもいいかなとか、今年は少し気持ちが落ちついてたのに、たまにこうやって見たときにガッてつかまれちゃうんだなー、とか思いましたｗ といいつつ、まぁ、大阪はたぶん行かない、つもり…。12月も行けないかもしれないんだよなー。でもこの2DAYSがすごく良かったから、しばらくこれを抱えて、思い出してはニマニマしながら生きていこうと思います（笑）
以下またセットリストとMCなどメモ。
- くるくる少女
- アウェーインザライフ
MC - イワンのばか
- パリ、恋の都
- 暁の戦力外部隊
MC - ゴーゴー蟲娘
- ロシアンルーレット・マイライフ
- 銀輪部隊
MC - 山と渓谷（内田さんソロ）
- 1000年の監視者
- 少女の王国
MC - 釈迦
- 労働者M
- ワインライダー・フォーエバー
- 暴いておやりよドルバッキー
- ゴミ屋敷の王女
アンコール - (enc)氷の世界（アコースティック）
- (enc)レティクル座行超特急
- (enc)これでいいのだ
- (enc)トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
オーケン、今日は登場から例のサングラスしてた。ちょっと笑いも起きてたｗ あと最初の方で着てた衣装だと思うけど、特攻服の全面に文字が入ってなくて、黒の詰め襟のカンフー服みたいな感じでかっこよかった。背中側に入ってる筋肉少女帯の文字も、字体がちょっとレトロなかわいい感じでいいなーと思ったり。
最初2曲の後のMC、今日は手短に、ビールもなく。「今日のテーマを発表する！寒くなる前に体を温めろ！」って言って、なんか昔いたローディーさんがよく生姜湯飲んでた話とか。それで「寒い国の人に聞けばいいんじゃないか、たとえばロシアとか。でも、生姜湯ヲ飲ムンデス〜って言われたりして」とか言いつつ、寒い国からあいつがやってくるぜーとイワンへ持っていく。今日はこれが初めの方にきたわけですね。たしか2番の歌詞がすっ飛んで、オーケン頭叩いてた（笑）定番曲ほど飛ぶよねｗ
続いてパリ、恋の都。これ意外とやってる曲なような、でもちょっと久々？なんでか♪カフェ〜オ〜レ〜のところが印象に残っている（笑）あと、一回タイミング間違えてオーケンが「パ」って早く入っちゃったのとかｗ完全に聞こえてたｗ
暁の戦力外部隊の後、MC。いきなりメンバー紹介をする！とか。で、橘高さんからで、昨日のピロートークの件を説明して、オーケンがそれを見習いたいと。「急に声のトーンが低くなったりとかするのがすごいよね」とか言って、なんか真似を始めるんだけど、トーンが低くなるというより、なんかだんだん呂律が回らないような、ふごふご何言ってるんだかわからないような状態になっていって（誰なの、何のモノマネなのｗｗ）橘高さん「それ、ピロートークのピローが病院の枕になってる」（爆笑）
おいちゃんとはラーメンの話になって、オーケンはあまり食べないけど、なんかの漫画（湯けむりスナイパーだったかな？）の登場人物が何かお願いされた条件にだったか、何かお礼をしたいと言われてだったか、「月に一回おいしいラーメンが食べられればそれでいい」と言うシーンがあって、それでオーケンも月に一回くらい食べようと思ったとかって話をしたら、おいちゃんが「三日にいっぺんだよ、そうじゃないと年に百杯食べられない」って言って、オーケンが「そんなに食べなくていいよ」とか。
ウッチーの時には、流れは忘れたんだけどなんかオーケンがトスをくれって言って、ウッチーが「トス？…できないな」ってばさっと言ったのが面白かったｗそれから「内田さん、なんか今日はやる気なんじゃないですか、いつも以上に。なにか、新しい楽器があるとか」って振って、じゃあ取ってくるとウッチーが取りに行ってる間に、「といってももう何回か見てるんだけどねー。まぁ皆さんも初めて見る体で」とか言ってて、戻ってきたウッチーにわざとらしく「何ですかそれは！？まるで見たことがない！！」とか言って煽ってたり。でも、私は初めて見たのかなぁ、前にチャップマンスティックの話をしてたのは覚えてるんだけど。鉛筆で弾くっていうのが面白かった。音もかっこよかったです。
銀輪部隊は今日もあった！昨日よりも視界のいいところで見れたので、オーケンの一人芝居と、それを見守るウッチーもよく見えた。オーケンはまたサングラスをして、最初自転車を漕ぐパントマイムみたいなことしてた。前の日に橘高さんが「あのオーケストラは全部エディの手弾きなんだよ」と言っていて、言われてみれば確かに、オーケンの台詞のちょっと早かったり遅かったりするタイミングにちゃんと合わせていたのを、なんか当たり前のように聞いていたけど、そうかエディが弾いてるからそれができるんだよな！と思ったので、二回目の今日はエディにも注目。エディもオーケンの方を見守りながら、きっちり合わせて弾いていた。一人オーケストラ、すごいよなー。
この日もアンコールの時に橘高さんがこの話をしてて、「筋少はスタジオ録音用とライブでやる曲とけっこうちゃんと分けてるつもりで作ってたけど、やれば俺たち何でもできちゃうね。銀輪部隊のオーケストラだって、エディが一人で再現できちゃうんだよ。持つべきものはエディだね！」って言ってた。でもその後はアコースティックパートで、そのときエディいなかったんだけど「いいこと言ってるのに」（笑） でもほんとに、スタジオで作り込んだ曲も、今ならライブでやれてしまうっていうこの凄さ。もともとライブでやってる曲だって技術力高いのにさー。
自転車話の続きが少し。橘高さんから。前日、高校の時にオーケンが親に自転車を7台も8台も買ってもらっていた話になって（と言ったらオーケンが「いやそれは、壊れたから次々買ってもらったのであって、そんないっぺんに買ってもらったみたいに言ったら、俺どこかの馬鹿な国王みたいじゃん！自転車7，8台も並べて、フェラーリとか書いてるんでしょｗ」とか言って自分でツボっていたｗ）、そこで橘高さんは自分はバイトで買ったって言ったんだけど、「よく思い出してみたら、俺高校のとき自転車乗ってなかった。いや、バイトして自分で買ったのは本当だけど！」と。それで間違ったこと言ったからって謝りつつ「君のエッセイと同じだよ、面白ければいいんだよ！」と若干逆ギレ気味に言ったら、オーケン「何で最後に俺をディスるんだよー」（笑）「いいじゃないか、ちゃんと謝るようになったんだから！」とかやり合ってました。
山と渓谷は、昨日は橘高さんと本城さんのデュエットでしたが、今日は内田さんのソロ！マイクを持ってエディの隣に並んで歌い始める。ちょっと歌詞間違えたりもしたけどｗなんか歌謡ショーとかディナーショーみたいな感じだったｗ2番から本城さん橘高さんも出てきて3人合唱。オーケンだけ一人で後ろに座ってる、と思ったらおもむろに写メを撮る（笑）後でオーケンブログに上がってました。珍しいショット。
それに続いては、1000年の監視者が。わー、あまりやってないですよね。壮大な曲で、このバラードパートにくるのがいいなぁ。なんか直前の和やかな雰囲気から一気に引き締まって、オーケンかっこいい！さすがボーカル！みたいな感じもあったかもしれない。昨日に続いての少女の王国も、良かったです。
その後のMCでたぶん、サポートメンバー紹介。そこで、昨日オーケンがチャリテクを披露してドヤ顔決めてたとき、長谷川さんは後ろにいるから何してるんだかわからなかった、と言われたそうで、わざわざ後ろ向いて長谷川さん一人に向かってもう一度スライディングストップをやって見せていた（笑）長谷川さんウケてたｗ笑いながらグッって親指立てて見せてた気がするｗ
それから、エディを紹介したら、エディがつかつかと漫画二冊を持ってきてオーケンに返す。今度はオーケンがえ？ってなる番（笑）。昨日借りた湯けむりスナイパー「読んだよ」って。どうだった？と聞かれて、エディがなんか別の漫画の方が面白かったと答え、オーケンが知らない…とか言ってたら、橘高さんが「君たちロックの話をしろよ！」正しい使い方！（笑）でも「自転車の話はしてもいい？」って聞いて、許可をもらってまた続く。
オーケン「思い出したんだけど、俺、エディに自転車もらったことがあったよね、だけどそれ一日ですぐなくしちゃって。でもなんか探しもしなくて。全然罪の意識もないんだよね」という話。たぶん前に特撮か20thバンドのときに聞いた話（そのときはエディが話してて、「ひどいんだよー」とか「もらったときはすごく嬉しそうなのに」とか言ってた）。さらに「内田くんから借りたものをなくして、あげくに『貸した方が悪い』とか逆ギレしたこともあって」と。客席から「えー」という声。「いや、ホントに、みなさんが思ってるよりずっと、何倍も何十倍も、社会性がなかったんだよ、十代の頃…、ね、内田くんもエディも、おいちゃんも知ってると思うけど」って続け、「そんなダメな十代が、筋少のおかげで、ここまで真人間になれましたよ」と。なんかこの話をしてるとき、ウッチーやエディがすごく優しい顔でオーケンを見守っていましたｗ
しかし、たぶんその後また「もっと狂気の感じを求められているんじゃないか」と言い始め、なにやら怪しげな動きを…。なんかの拳法っぽい動きをしてたんだったかなぁ。それがだんだん前後に上体を倒す動きに、二回に一回拳を上げる、ってこれは「なんか知ってる動きじゃないか？」釈迦の！オーケンは相変わらずギッタンバッタンって呼んでたけどｗというところから釈迦に入りました。そして後半戦へ！今日はこのパートにワインライダーも入ってきた！ダンスパートでどんどんノリノリになるウッチー、でも今日は珍しく台詞を飛ばしてしまう！ちなみにこの台詞飛んだとき、私はついオーケンの方見てたけど、ウッチーの台詞だったみたいですｗ疑ってごめんオーケン！ウッチーはその後も橘高さんの後ろでぐるぐる踊ってみたりノリノリで、ちょっとノリすぎて戻ってベースを掛け直すの急いでた。かわいいｗ
それからドルバッキーの後、本編ラストにゴミ屋敷の王女。久しぶりに聴けて嬉しい！なんかオーケンの湯飲み事件の話とかしてたの思い出す。あれも十代のオーケンの社会性のなさを物語るエピソードではあるなぁ、なんていうか借りたものをなくすとかの話と同じ感じがあるよねｗ この曲をライブで聴くのは、オーケンの風呂ロック以来かな？あのときはアコースティックでしたが、ギターのチエさんがコーラスの「おいおいおいおーいえー」のところを「おー家ー」と思ってたとかって話してたのも思い出したり（笑）コーラスは音響で入ってたけど、おいちゃんもオフマイクで歌ってたっぽかった。
アンコールについては先に書いてしまったｗ 氷の世界もダークな世界だし、そこから続くレティクル座行超特急はほんとに良かった。そしてその後にこれでいいのだ！久しぶりかな？しかし2DAYS終盤に来てのこの曲、タオル回しが腕に来るんだよねｗこの日は労働者Mもあった後だったしｗでも、新しいタオルは長めで、なんか回しやすかった気がする（笑）ラストはトリフィドでキラキラと！
最後に、橘高さんや本城さんが前列のお客さんと握手したりタッチしたりしているとき、内田さんがちょっと後ろで腰掛けてたりして、それで二人がそれぞれ最後の挨拶もして退場してから、満を持したようにマイクのところへ行って一言「またね！」って言って去ってった。2日間の締め！って感じで良かった。オーケンも含め、みんないつもより最後の余韻を楽しんでからステージを降りてってくれた気がします。楽しかった！
