chocolate melts with music

行ったライブメモ

純ちゃん衣装:
ロイヤルブルーのワンピースに袖と衿が金色っぽい着物地の上着。梅の花の柄など入った着物地と思ったけど、よく見たら柄は和風というよりは大陸風の入った感じだったかな。バッグもブルー。頭には薄い金色というかちょっとラメったベージュっぽい帽子に、青と金の蝶がたくさん貼付けられていてかわいかった。「この人(ブラボー小松さん)が派手なので、それに合うようにと頼んだら、こんな鮮やかなブルーにしてくれて。それでこの金色のところは柄が入っているのだけど東洋風で、チマチョゴリ西太后みたいな」と言っていました。シルエットは確かにチマチョゴリっぽいか。
ちなみに派手なブラボー小松さんは、上下銀のスパンコールに黒い羽ふさふさのショール(でいいのか?)をかけてました。13cmのロンドンブーツも銀色。純ちゃん曰く「これでも地味になったほう」


さて、そんな二人を中心とするギミギミギミックスは、純ちゃんが怪我から復帰した最初のライブ以来3年ぶりくらいでしょうか。
洋楽カバー中心のレパートリーに、ブラボー小松さんとの関わりが深い曲も加えた充実のセットでした。洋楽詳しくないので正確なセットリストはいぬん堂さんからの発表を待ちますが、他のユニットでもやっているサイコキラーやAll tomorrow's parties、Because the nightに加え、ファムファタール、To know you is to love youなどトルエンズでやっていたナンバー、さらにはCherry bomb、Sex Drug&Rock'n'-rollなどの洋楽。日本語曲では、ベッドルームクイーン、東京ブラボーのダイヤルMを廻せ、小松さんが作曲した遅咲きGirl、ヘリクツBoyなど。日本語混じりのエンジェルベイビーもやってました。レア曲多し!たっぷり1時間半くらいはやってたんじゃないかな。
小松さんは格好も派手だがギターの演奏も派手だと思った。フライングVとか出てくるし。もちろん上手い。小松さんだけじゃなくバンド自体の合わせ方もさすがの上手さ。そしてギミギミのアレンジはロック色が濃く、他のバンドとは違った感じでまた良いです。「ダウナーな曲をちょっとアッパーにアレンジした」というAll tomorrow's partiesは本当に雰囲気が全然違って面白かった。「ご機嫌な曲」も多かったな。
アンコールのパンク蛹化の女も、ドラムの富岡さんが、純ちゃんの登場する前からビートを叩いてて、MCの間は弱くなったりしつつ、叩き続けて盛り上げるものだから、始まった途端にものすごい押しと大合唱になってた。途中でも上げてくるし、ラストも速くなって叩きまくってるし。私も最前にいたもので、頭振ったり拳上げたりで、特撮か筋少かみたいなノリになってた。純ちゃんでこんなノリになるの、個人的にはかなり久しぶりだったかも。楽しかったー!


純ちゃんMC。
英語ばかりでストレスが溜まるのでたくさん喋る、と宣言。でもあんまりネタがない(笑)
ギミギミは30年越しだけど今日が5回目のライブとか。最初は小松さんと二人でやったとか。
曲の解説など。この曲は昔やったとか、あれもやったね今日はやらないけど、とか。「Japanもやったよね」と小松さんが言って「やってみる?」って言ったときに中原さんが「絶対できないよ」とけっこう大きな声で言ってたのが印象的。
遅咲きGirlは京子ちゃんの作詞、というところから、先日放送された故立松和平氏の青春プレイバックで案内人(?)役を京子さんがやっているので、純ちゃんのところに確認がきたという話があったり。「青春プレイバックは戸川京子がオリジナルなんですよ」
「前回のバースデーライブでプレゼントやお手紙を下さった方ありがとう。プレゼントは無駄にしません。お手紙は少しずつお返事書いて出しています」とか。でも何も書いてない色紙数枚と返信用封筒だけで送り付けてくるのは「ちょっと冷たいんじゃないか」
あとプロモ系では、また諦念プシガンガTシャツのプロモ。今日もモデルは中原さん。それから、純ちゃんは現在小説執筆中で、6月には書き上げて出版したいという話。タイトルを「狂女、純情す」か「シック」(病気とシックな雰囲気とをかけている)とどっちにするか迷っているとか。
残念だったのは次回ライブの告知がなかったことですね。ここのところコンスタントに隔月でやっていたので、また2ヶ月後くらいにあるかと期待したいのですが…。
純ちゃん元気そうではあったので大丈夫かな。相変わらず腰は悪いようで、今日は一部二部構成ではなかったので、本編ではずっと座ってたけど、パン蛹化ではやっぱり「やらずにいられないこともある!」と元気に動き回ってたし。「リハビリ頑張りますから」との言葉もありました。また続報を待ちたいですね。


出てましたのでセットリスト追記引用。

  1. VENUS ON FURS
  • Bed-Room Queen
  • All Tomorrows Parties
  • Femme Fatale
  • Psycho Killer
  • TO KNOW YOU IS TO LOVE YOU
  • Cherry Bomb
  • エンジェル・ベイビー
  • Sex Drugs and R&R
  • Because the Night
  • ダイヤルMを廻せ!
  • Daytona Demon
  • 遅咲きガール
  • ヘリクツBOY
  • Summer Time Blues
  • (enc)パンク蛹化の女