ライブ前にこちらにも行ってきました。ちらっと。
第2回恵比寿映像祭 歌をさがして(注:音が出ます)
山本精一さんも参加しているインスタレーションがあるということで。ライブ前にさーっと見るくらいのつもりで行ったのですが…。ちょうどそのインスタレーションが上映されているところ(開演ちょっと前とアナウンスがあったあたり)でその部屋に入ったのですが、時間よく見てなくて、上映時間がかなり長かったのですね。16:30くらいに多分入ったのだけど、17:45までとかで。ライブあるからそんなに最後まで居られなくて。他の展示も一応見るか、どうするか…とか。もっとちゃんと時間とって行けば良かったよ…残念。
TEAM生西
生西康典+さや(テニスコーツ)+山本精一+ククナッケほか
《おかえりなさい、うた―Dusty Voices, Sound of Stars》
生西康典を中心に多彩なメンバーが恵比寿映像祭に結集。《おかえりなさい、うた―Dusty Voices, Sound of Stars》と題して、第2回恵比寿映像祭のために音声による新作インスタレーションを発表する。
白い壁の広い部屋に、天井から5つほど裸電球が、一つずつ少し離れて吊るされていて、壁際には四方四隅くらいにスピーカーがいくつか配置されており、そこからの音声に合わせて電球が明滅する、という空間でした。部屋の中央あたり(電球の下らへん)には白いベンチというか、箱状の段がいくつかあって、お客さんが座れるようになっていたのですが、けっこう人が多くて、その中央部だけでなく壁沿いにもたくさんの人が座り込んだりして作品を鑑賞していました。私も壁際にいました。たぶん真ん中のほうが音の方向とかいろいろ、より楽しめたのかもしれないけど。音声は、詩的な言葉、その背景になる音、音楽、少し歌、多少物語性のあるような、けれどそんなにはっきりとつながりがあるわけでなく、様々な情景が静かにゆっくり連なっているような。不思議と居心地のいい空間で、そんなに長い時間がたっているとは思われない感じでした。あっという間に時間が過ぎてた。床に座ってたからお尻痛くなったんだけど、それも後で気づいたような。いろんな人の声が出てきて、でも最初、精一さんは音で参加なのかと思っていたのだけど、よくわからず。一時間弱いたところで、時間が気になって一回部屋を出て(出入りは自由で通り抜けて行く人も結構いました)、同じフロアのほかの展示をさっと見て、フロアを去ろうかという時にもう一度部屋の入り口あたりを通ったら歌声が聞こえてきて、もう一度中に入ったのですが、そのときの歌声が精一さんだった、かもしれない…。やわらかで静かな、聞き覚えがあるような、気もしたんですがよくわからない…。ともかく、その歌が終わったあたりで外に出ました。本当、全編ゆっくり聴けなくて残念だった…。上映時間がわかってたら前の回に合わせてきてたのになぁ…。
他の展示については本当にさっと一通り見ただけなんですが、本当は3階から見るものだったらしいのに、私最初にB1に行ったんですね(TEAM生西の展示に行く前)。そこで高嶺剛の展示を見ました。戸川純ちゃんも出てるウンタマギルーなどの監督ですよね、と展示を見ながら気づいた具合で。まだ観てないんだよな、映画。鮮やかな色彩の油絵?やコラージュ的にいろいろ張り合わされたスケッチ、台本など。映画も観てみようと思います。
再三ですが何はともあれ、もっと時間取って行くべきでした…。しかも、まだやってればもう一回行っても良かったのに(入場無料だし)、この日が最終日だし…残念。アート鑑賞に行くなら時間の余裕をもって、ですね。