chocolate melts with music

行ったライブメモ

OPENING PREMIUM GIG 相対性理論/コクシネル

いよいよ開幕、新宿LOFTのDRIVE TO 2010!ということで行ってきました、初日、コクシネルと相対性理論。どちらも初見。

18:00開場19:00開演、とチケットではなっていたけど、行ってみたら写真のタイムテーブルが出てて、18:45からバースペースが始まったのでちょっと見に。昭和の香りのする、楽しいステージでしたよ。しばらくしたらドア閉められそうになったので、移動しちゃったけど。

コクシネルは、本当に名前だけ聞いたことあるかもくらいで全然知らなかったのですが。第一印象は、ZELDAっぽい、でした。ボーカルさんの声が良かったなー、低めの強さがあって、でもなんか神秘的というか、すごく魅力的な声でした。バンドの音も練れてる感じで、全体に、初めて聞くけど聞きこんじゃう感じで、言葉もちゃんと届いてくるという、いいうた。聴いていて心地よかったです。


そして、相対性理論
噂には聞いていたけど。本当にうわさ通りだった。いろいろ。
本当に棒立ちだった。やくしまるさん。棒立ちで、顔もほとんど無表情のまま、でも歌声はかわいくそれなりに表情がある。歌ってる内容はかわいいし。どうしてあんなに動かないで歌えるのか、っていうくらい。バンドは普通に、ちゃんとノッて動いてるのにね。バンドはこうちゃんと人間らしい感じなのに、ボーカルだけお人形さんみたいなアンドロイドみたいな。
で、ボーカルが動かないとこっちも動きづらいんですね。客も棒立ちと聞いていたけど、実際ほぼそうで。自分も慣れるまでなんかちょっとノリづらくて。しかしあんまり動かないのも疲れるって。まじめに、帰って足痛かったし(汗)。
そして、客の男比率高い。全体に背が高い。から後ろにいて見づらかった。邪魔な柱をぎりぎり避けるくらいのラインで、一番後ろの一番高いステップの縁に立ってたのだけど、二段くらい下の柱のすぐ横に、どうにか見ようと群がる男子の頭で垣根ができて、ほとんど見えなかったwおまえら群がりすぎだwwかろうじて顔とか顔の上半分見えるとか、そんな感じ。
それで、遠いしよく見えないしで正直顔がかわいいのかどうかは判断しかねたのだけど、最後のほうにやっと歌ってる口元まで見えたら、なんか不思議にこう、エロいような感じも、急に出てくる気がした。なんかちょっと印象が変わって、それでやっと彼女の、相対性理論っていうバンドじゃなくてやくしまるえつこ単体の、魅力みたいなものが少しわかったような、垣間見えたような気も、少ししたんだけど。けどまぁ、あんまりわかんなかったかなー。
ほとんどしゃべらなくて、途中でちょっとMCかな?と思ったらひとこと、「DRIVE TO にせんひゃく」って言ってまた曲に入った。

ライブの良し悪しをどう判断していいのかがよくわからないな。演奏はうまいと思ったし、安定しててきれいだし、歌もあれはあれで一つの歌唱法だろうし、でも迫力が押しとかではないから、なんていうか淡々と、CDで聞くのとそんなに変わらないように感じたんだよね。そのこと自体は良くも悪くもだけど、個人的にじゃあまたあえてライブを見に来たいかと言われれば、うーんまぁべつに、なんか機会があったらでいいかなー、という感じ。曲も歌詞も結構好きだけど、音源の魅力は音源聴いてればいいかなという感じで、ライブバンドじゃないからあえてライブを見なきゃいけないこともないかな、という。男子がかぶりつくのはなんかわからなくもないんだけど。うーん。近くで見たらもうちょっと違うのかね。でもそこをあえて頑張るほどでもないな…
いやだってほんと、棒立ち疲れるって!(笑)
どっちかというとライブにはもっと「動」を求めたいです。