chocolate melts with music

行ったライブメモ

今日はすごかった

今回遅くなった理由のひとつ(つまり純さんが大変だったポイント)は、衣装とそれに伴う髪やメイクへのこだわりだったんだろうと思います。
登場して最初のMCで話していましたが、前回下北沢でのライブのとき、トルエンズはライブの本数が多くて衣装がもたないから、これからは着回しますという宣言をしていたのですが、そうしたところ、「パリコレ級のデザイナーの方がバックについてくれることになった」のだそうです。すごい!というわけで、その方デザインのワンピースドレス2着でした。
第一部:オレンジ色の半袖ワンピ。ふわふわした素材スカート部分はボリューム感があり、ウエスト高め。大きく開いたVの胸元に、薄レモン色の大きな大きなダリアの花のコサージュ。純さん曰く「昭和っぽいでしょう?」。髪は上げて、白っぽいラメのバラの髪飾りをして、左右のちょっと高めの位置ら三つ編みを垂らしていました。首にピンクの珊瑚らしいネックレス。耳には、赤い糸で金色の小さな鞠みたいな玉を垂らしたような形のピアスで、ちょっとチャイナっぽくて可愛かった。全体に、蘇州夜曲がすごく似合ってましたね。
第二部:まず赤いワンピの上に、ピンクのスカジャンを羽織って登場。スカジャンといっても、襟ぐりが肩まで広く開いている形。色とりどりの龍の刺繍が入っていました。そして、カチューシャと最后のダンスステップを歌った後に、ジャンパーを脱いで赤のドレスお披露目。ホルターネックで背中は大きく開いていて、ウエスト周りがだぼっとしてラインが隠れる感じ(本人は最近気にしているけど、純さんはまだまだスタイル良いと思うので、ちょっともったいないと思った)。左肩に花びらのような形のひだがたくさんついたスカーフ(?)を垂らしていました。髪飾りは赤い花に変えていたのですが、ここで三つ編みをほどいて髪を下ろしました。
この姿で最初に歌った「ジャングルブギ」がもう圧巻で。ものすごい色っぽかったんですよ。純さん色っぽいと思うことは数あったけれど、あんなにやられちゃったのは初めて。自分、女なのに。男の人はさぞや!と心から思った(笑)。でもその後に、肩にかけていたスカーフを首の周りにくるんと巻いて、ヒステリヤを歌うと、これがまた全く表情が変わって。始めは純粋な乙女の面持ちで、声も清らかに、徐々に狂おしく怨念に歪んでいくのが、素晴らしかったです。
純さんが女優なのは分かっていることなんですけど、こうしていつも以上に衣装にも凝ると、その女優としての表情がぐんと増す、ということを実感しました。と同時に、デザイナーの方もバックについてプロデュースしたくなるような、純さんの魅力なのだなぁ、と思います次第。今後とも、こういう展開をしていくのでしょうか?ライブの楽しみが増えますね。