chocolate melts with music

行ったライブメモ

オーチャードホールでN響を聴く

  1. チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット
  2. ロドリーゴ:アランフェスの協奏曲
  3. メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」

オーケストラのコンサートっていつぶりなんだろうな。去年は行ったっけ…年に一回くらいは行ってるのかな…。ちなみにこれを「奏」にジャンル分けして良いものか、迷う。自分のことなのに。まぁいいや、一応、生演奏ってことで。
久しぶりに生で聴いて、やっぱりどうも音質に違和感を感じる。なんかくぐもってるような。先端がすりつぶされてるような。何かがずっと底にひっついてるような。「イタリア」なぞ特に。切れが悪いというかね。なんか不自由なんだよなぁ、と思いながら聴いていた。もうちょっと軽やかさが欲しかったよな。
と、終わったあと一緒に行った両親とも協議し、日本のオーケストラはあまり軽いのが得意ではないのだろう、という結論に至る。手が短いからじゃないか、とは母が言いました(笑。指揮者の趣味かもしれませんが。他にもホールの音響とかいろんな要因もあるでせう。空気も違うしね。日本は湿気強いですから。*1
とりあえず親と合意に達したことで、私がエレキの轟音に慣れた(耳をやられた)せいではないらしいと思え、良かった(笑。音にクリアさが足りないと感じたのは、CDしか聴いてないせいもあるのかもしれないけど。


今回アランフェスのギターは木村大さんという若手(年下)。ちょっと、あれ?ていうところがなきにしもあらずだったんですが、まぁ若いし。技術は確か、というか、指の速さはすごかったです。そして、オペラグラス覗きながら、指の長い大きな手に惚れそうになりました。なんてアホは置いといても、クラシックギターはカッコイイなぁと思いましたよ。黒スーツでギター抱えて。音色も良いなぁと、あらためて。

*1:これはでもロックのほうが感じる。邦ロックはなにか粘りがある気がします。少なくとも私はそういうほうが好き。ちなみに友人は、映画について同じことを言いました。邦画は湿気がある、と。これも納得。