chocolate melts with music

行ったライブメモ

初めての潜入!ドキドキしながら行ったけど、怖くなかったよー♪(笑)

ゲスト(敬称略、登場順)
宮崎末飛登/中島らも三柴理

  • パティー・サワディーPV
  • Jun Skywalker(s)「全部そのままで」(カラオケ)
  • 渚の前衛ダンサー
  • あのさぁ
  • 02/10/25 特撮ライブ(SADS/ZIGGYとのイベント)映像
  • パティー・サワディー
  • アザナエル
  • テレパシー
  • ヤンガリ

ロフトプラスワンって、変な所ですね。ライブハウスって言うよりは、イベントスペースなんでしょうか。奥には座敷席とかあったりして。入ってすぐのところの少女漫画が棚いっぱい並んでるゾーンは謎。読んでても良いのかな。今後のイベント予定とか見ても、変なのばっか…。ジャンルもよく分からないし…。
遅く入ったので、座れませんでした。後ろの、カウンタ前の壁によっかかって見てました。

パティー・サワディーのPVが上映されたあとのスクリーンに、「曲選択」とか何とか、カラオケの画面が。そして出てきたオーケンジュンスカを気持ちよさそうに歌ってました。

この日の最初の目玉は、特撮ニューシングル「パティー・サワディー」のカップリング曲、「渚の前衛ダンサー」の、モデルになったというダンサーさんの秘蔵ビデオ映像。オーケンはすごいお気に入りらしく、ずっと「すごいよー、これいいよー、こういうのがロックだよー」って、スクリーン上映を見ながら言っていました。その様子がなんだかとても可愛らしかったなぁ。好きなものについて嬉しそうに語る人って好き。やっぱオーケンってオタクなんだな、とか思ったり。良い意味でね。
さて、そのダンスは、なんて説明したら良いんだろう。前衛ダンス、というか舞踏。表現としての。街頭とかでパフォーマンスとして踊っていたりするようです。もうだいぶご高齢の方で、長くやってらっしゃるそうで、関西では有名だとか(と、あとでゲストに登場したらもさんが言っていました)。ふんどしに着流しの姿で、三味線とかの純邦楽で踊るのだけど、お客さんを引き込んで楽しそうに踊ってたり、地面の上をのた打ち回るようにしたり、お客さんの輪の中で踊っていたと思ったら急にその輪から走り出して行っちゃったり、水かぶってたり、なんかもう、いろいろ、すごい。表情もすごい。ほんとに、なんとも説明しがたいです。オーケンがすごい、って言うのも分かるんだけどねー。「人間の表現の限界だよ」とかも分かるんだけどさ。―笑うよ(笑)。まぁ、オーケンも、「俺も爆笑だったんだけどね」って言ってたんだけど。
ひとしきり上映したあと、末飛登さんを呼んで、ギターの伴奏で「渚の前衛ダンサー」を歌ってくれました。そのビデオ映像をバックに流しながら!!もう凄いの。笑っちゃって(爆)。オーケンも笑ってるし。末飛登さんも必死で、「見ちゃダメなんだよこれ」「後ろから迫って来るんだよー」って言いながら。
ビデオの中に、渚で走ったり踊ったりしているシーンがあって、そこが流れてるときなんか、もうぴったりで可笑しくて可笑しくて。オーケンもそれをもとにしてあの歌書いてるわけで。そう思うと、あの歌の印象も全然違ってくるよ。
あれはもう、あの日あれを見た人の勝ちだね。ヤンガリーも見た者の勝ちだけど、それと同じ。特撮ファンとしての人生の勝利。そんな勝利いらないかもしれませんが(笑)。
のほほん学校って、毎回そういうのが満載なんだろうな…。と思いました。

さてそれから、マル秘ゲスト、中島らもさんのご登場!
らもさんトークは、またなんとも、すごかったです。らもさんマイペースなんてもんじゃないんだもん。いろんな話をなさってましたが、あちこち脱線しそうになったりして、「で、何だったっけ?」。「いや、だからー!」ってオーケンもつっこんだり戸惑ったり。
お話はいろいろと面白かったです。さすがっていうかね。
そしてシメにオーケンと「一緒に歌いましょう」てことで、らもさんのダブルネックの12弦アコギ、登場。すげー。かっこいいー。どうやら「プカプカ」を歌う予定だったらしいのだけど、また突然らもさんが「あのさぁ」やろうと言い出し、オーケン「大丈夫なんですか?」とか言いつつ、サポートにもう一度末飛登さんにご登場願い、三人で「あのさぁ」演奏。でもらもさん、やっぱりあんまり曲わかってなかったみたいで、末飛登さんが次のコードとか歌詞を声掛けながら弾いたりして。「やっぱ練習しないとダメか」「だって、らもさんがあのさぁやるって言ったんじゃないですかー!」(笑)。なんか、すごいほのぼののほほんでしたね♪

次の準備の間、スクリーンに先日10/25のZIGGYSADSと一緒にやった特撮のイベントライブの映像が流れていました。急にラウドになって、おお!って感じでしたが、映像だけでもけっこうノレてしまうよなぁ。

そして、もう一人のゲストは、エディこと三柴さ〜ん!
ソロアルバム『Pianism』発売の関連プロモなど。1/25のライブでは、エディが「ひさしぶりに歌おうかと思ってる」との発言あり!ひゃー、聴きたい!!ギターの横関さんとやるそうですが、他にドラムもベースもないので、「そんなすごい激弾きバトルにはならないと思う。…まぁどうせ早弾きになるだろうけどね。あの人(横関さん)なんでも早弾きになっちゃうから。」とのことです。
あとは、『Pianism』収録の「森の妖精」という曲は、「戦闘妖精雪風」というOVA(なのかな)のために書いた曲で、その制作発表みたいのが有明だかビックサイトだかであったそうで、エディも行って舞台で挨拶したりしたそうですが、そういうアニメの制作関係の人には何故かちょっとぼそぼそと喋る人が多くて、なんかちょっと対抗(?)して自分の番に、「押ッ忍!三柴理です!!命懸けて書きましたぁッ!!」みたく、思いっきり体育会系の勢いで挨拶したら、会場いっぱいのオタク系のお客さんにひかれた、という話をしていて、とても可笑しかったです。

ひとしきり楽しいトークのあと、パティー・サワディー、アザナエル、テレパシー、と連続で曲を。ピアノ伴奏オンリーで聴くうっとり系は、本当にうっとりしました。特にテレパシー。いやもう、感動したなぁ。アザナエルは、オーケンVo.で聴くの初めてで、ちょっと耳馴染みがなかったけど、あぁこういう感じなのかぁ、という感じ。
トークでエディが、「オーケン、ディナーショーやろうよ、あれはいいよ」と言っていたのだけど、本当にやって欲しいなぁと思いました。何かと言うと、エディのグランドピアノが聴きたい!キーボードだとやっぱり音の強弱とかの迫力がつかないじゃないですか。ピアノ伴奏のみだと、やっぱりそういうのが物足りなく感じられて。姿としても、グランドピアノを弾くエディが見たいし。
そして、最後の曲が…。エディ曰く「最後にこういうの持ってくるっていうのもね、面白いよね。ディナーショーでもいいかもね」。何かと言えば、「ヤンガリー」!!ピアノ伴奏オンリーのヤンガリー!すごい面白かった!楽しかった!エディのピアノの物凄さもよく分かるし。
本当に本当に、グランドピアノで聴きたいなぁ。ディナーショー、是非!!(笑)

そういうわけで、のほ学初体験は、楽しかったでーす♪機会があったらまた行きたいな。