chocolate melts with music

行ったライブメモ

久々のワンマン・フル特撮!!

開演前:友達の取ってくれた(ありがとう!)先行発売のチケットは整理番号233番。遅刻一名を後から参加表明でチケ番の遅いもう一名に任せて、二人して意気揚々と入り、物販をちょっと見て、でもやっぱ後にしてとりあえず入り、ステージ向かって右側ナッキーサイドの5,6列目くらいに陣取って、待つこと約1時間?会場にかかっていた音楽に洗脳されかかりました。ひたすら同じ、軍隊の行進みたいなリズムで、リーディングアニキの掛け声とそれに応えるアニキ軍団。前回のタワーでも鳴ってましたが、あれはいったい…?アジテーションっぽいけどね。“これに客が応えたりしてたら嫌だねー”とか話していたら、手拍子が始まり音楽がだんだん大きくなって、そしてふっと切れ、客電も落ちて、いつものライブ前の音楽でエディの登場!ピアノソロ、たぶん初めて聴く曲だったけど、緊張感の高まる感じだった。

身代わりマリー:これできたか!って感じで。詰まるし跳ぶし歌うし。最初っから盛り上がったね。
オーケンのシャツが豹柄で、胸元にドクロっぽい感じのネックレスが何本か。あと、三柴さんのシャツの背中の柄も気になった。大きな赤い三日月が見えたような。

超越人間オーケボーマン:これ、2曲目用なんだなーとか思った。間奏で挨拶入れられるから。エディがナッキーサイドまで来て、踊ってました。なんか妖しげな手のフリ。カッコイイ〜。目の前で見て、ちょっと感動しちゃった。最後の「おのれ生まれてビックリ団」!台詞がすごく好きです。

人狼天使:マイクぶん回すオーケン。この曲の掛け声、すごく良いんだけど、けっこう難しい、よね。ずれる人いたし。オーケンはちゃんと誘導してたと思うけど。そして私はこれの歌詞は全然聞き取ってもなくて、分からないものだから、「ウ!ハ!」以外は、拳だけ振ってる状態になったりして。でも、曲自体に呪術的な力があって、すごい盛り上がる。

MC1:「帰ってきたぞー!」ツアーファイナルの2DAYS。ということで、「今日のテーマを発表するぞ!今日のテーマは、」
「余力を残すなー!!」
最初は「俺たちは残すけどね」って言ってたけど、そして、「俺たちが明日よれよれで、出てきて横一列でアコースティック楽器持ってて、ってそれでも良いのかー」とか言ってましたが、最後には「俺たちも余力を残さずやるから、おまえらも残すな!」よっしゃ、残さないぜ!もともと明日行かないし!!(爆)
で、「テーマ発表したら、何だっけ」と進行確認(笑)。タワーのとき、「何もMC考えてこないで喋るのも楽しいね」とか言ってたけど、なるほどいつもはちゃんと組み立ててあるわけですね。「今日、余力を残さず盛り上がるために必要なものは何かと問うならば!」「問うならば!」「それは何ですか!?」「酒!」 すっかりこの定番にも慣れて、思いっきり「さけー!」って叫んでる自分に気づいてみたりしつつ(笑)、一気コール。失敗してたけど。「もう一回!」って言って、飲んで、最後客席に撒いた(コップ投げたのかどうかは知らないんだけど)のが、ちょびっと私にもかかって、ビール臭かったっス。微妙に嬉しいような気もしたけどね(笑)。
あとは、ツアーで田舎(ってオーケンが言うからさ)を回ってきた話で、「名古屋の手羽先屋でRIZEに会ったよ。入ってくるなり『チェキラ!』って言ったぜ。嘘じゃないぜー、ネタじゃないぜー.。」絶対ネタじゃん(笑)。それで「俺たちも『チェキラ!』って言ってみようじゃねぇか」って、手まで作ってみんなでチェキラコール。「チェキラって、叫ぶもんなのかなー?」(笑)
それからオーケンのギター演奏。真っ赤なギター。「明日橘高が来るんだよー」という呟きに、客席から「負けるなー!」の声。間髪いれずに「負けねーよ」って、不敵に応えてました。弾き語りしたのは、腰抜けの歌?「こしぬけーこしぬけー♪」って。ヨギナクサレが「時勢柄問題があるから」とラジオでかけてもらえなくて、「こしぬけーこしぬけー♪」とか。ちょっとデス市長みたいな曲? おふざけな感じの演奏で、最後「ダメだこりゃ。次行ってみよーう!」

ヤンガリー:この日、ライブ前に映画見まして、いやーホント、大爆笑だったんだけども。本当に、オーケンファン・特撮ファンは観に行くべきです!絶対に!それで歌詞の意味もちゃんと分かったところで、ヤンガリー!ヤンガリー!って叫ぶのは楽しかった。といってもライブの熱狂で思い出し笑いしてるような余裕はなかったけどね。オーケンはギター弾きながら跳び回ってました。

人間以外の俺になれ:「人間を やめよう」で、リズム変わってぐわーって盛り上がってくところが良いです。でも「やってらんねーっつーのっ!」を叫んで欲しくもあるんだけども、ちょっと。途中の台詞は、今回はちゃんと順番あってました。エンヤトットエンヤトットも気持ちよく出来て良し。「早く人間をやめたい!」の前の間の溜め方も良かったな。

悪魔巣取金愚:曲の前、イントロクイズ。「このドラムのリズムだけで次の曲が分かるか!?」分かるよそりゃぁ、特徴的だもの。このリズムが良いのよ。「悪魔ストッキング!」「…正解(みのもんた調)」「ファイナルアンサー!」とか叫んでました。次のMCに繋がります。
今回ナッキーサイドでしたが、けっこう初めのうちからけっこう真ん中のほうへ寄っていっていて、かつナッキーサイドって身長低め?のため、視界が良好。メンバー全員見える!って大喜びでした。このときも有松さんがばっちり見えてて嬉しかったなぁ。ただ、始まるまでエディがいなくなってたのが気になってた。それでオーケン時間稼いでるのかなとか思ってたんだけど。
この曲の掛け声も楽しい。ドゥットゥビッドゥー♪と、ヒュー♪っていうのと、どれをやるかで迷うんだけど(笑)。とかやってるうちに「暇はなーい」を言い損ねたのがちょっと悔しかったな。

MC2:ここでクイズ話。クイズミリオネアと、タイムショックのチャンピオン大会に出るそうで。「1000万取ったら、全部特撮のプロモーションに使うぞ!」盛り上がる客。「あれでしょ、ライブとかじゃなくて、プロモーションっていうのが良いんでしょ?」「でも、プレステ2は買うけどね。」(まだ買ってないの?と客席からツッコミ)「あと2万くらいは空手バカボンに使うけど(笑)。」そしてお客さんに、「俺は、おまえらをライフラインと思っている!!」
というわけで、メンバー紹介しながら、一人ずつに「何か俺にクイズ出してよ」と求めるオーケン@特訓中。まずはキーボード三柴理!「Q:チャイコフスキーの3大バレエといえば、『くるみ割り人形』と『眠れる森の美女』と、もうひとつは何でしょう?」オーケン分からず、「ライフライン!」「A:『白鳥の湖』」私も答えておきました。本当に分からないわけじゃないよねー?オーケン。「チャイ…誰だっけ?」とか「3大オペラ」とか言っちゃってたけど、その辺がわざとらしいと思う(笑)。
ギターNARASAKIナッキー!ビール持ってなぜかカニ歩き。「なにそれ、ナッキーギャグ?」ラブリーです。クイズは「なに、Q:ナッキーのギターに貼ってあるシールの宇宙人が発見されたのはいつでしょう?…ってそんなの出ねーよ!」にべもなく一蹴され(笑)。
ドラムス有松博!いません(笑)。「ドラマーが有松博なんじゃねーんだよ。このドラムセットが有松博なんだよ!」と、「ひろし〜」って呼びかけながらシンバルとか手で叩いてみたりするオーケンが可愛いです。
ベース高橋竜!こちらもビール片手。「実は特撮で一番クイズに詳しい」そうです。こんなの知ってたんだぞ、というのでオーケンが言ってたのが「Q:アメリカ大陸を発見したのはコロンブスですが、アメリカが大陸であることを発見したのは誰でしょう?」そしたら、客席からきっちり「A:アメリゴ・ベスプッチ」が飛び出してて(しかも数人いたね)、オーケン「お前らなんで知ってんだよ?!」
ともあれ竜さんからの問題は、「Q:007シリーズで、唯一一回しか出ていない俳優は誰でしょう?」というので、私は答え知らないし忘れちゃったんだけども、オーケンは「内田が好きだったんだよー」ということで正解してました。が、竜さんの「正解」の言い方が、「ダメだよ、そこはもっと盛り上げなくっちゃー」ということで、エディがピアノで効果音を鳴らす中、何回かやり直してようやく「ファイナルアンサー?」「ファイナルアンサー!」「……正解」「!!(喜)」
なーんて、やってるうちに「すっかりまったり」。もう一度「ピアノ三柴理!」と言い置いて、オーケンいったん退場。

Night Light→ゴスロリちゃん綱渡りから落下す:三柴さんソロ。の間に、有松さんも戻ってくる。このとき竜さんがしゃがみこんでて三柴さんのほうをじっと見てたのが印象的だった。あと、ピアノの低音でドラムがビリビリいってるのが聞こえたのも。生の臨場感。
そのまま続けてゴスロリの前奏に入っていき、オーケンが右手袖から何かを胸の前に抱きかかえてゆっくり登場。中央でじゃーん!と思いっきり掲げたそれは、ゴスロリ服ボースカ!歓声。歌に入ったら、すぐに後ろに置いちゃってましたが。そういえば、後ろのマイクスタンドにずっと(?)ボースカのお面がかけてあったんだけど、何だったんだろう。全く触れられてなかったけど。
ライブで聴くの初めてだったけど、予想通り「ゴスロリダッシュ!」とか叫ぶの楽しい。あとナッキーが歌うとこの3拍子も良い。有松さんの叩き方がカッコイイ〜と思ってたのはここかもしれない。最後の台詞、オーケンなぜかスケッチブックみたいのを持って、読みながら言ってました。間違えないように丁寧に言ってるという印象を、私は受けたんですが、でもあの歌詞自体が「間違えちゃった」ていう話もあるみたいね…。

殺神/テレパシー:うっとり見惚れ系。毎回思うけど、本当に、生で見て聴くと、すっごいカッコイイです。両方とも。感動的。

MC3:「うっとりしたかー!」の後、ボースカトーク。背負われたボースカは、ゴスロリ衣装脱いでました。
「こないだ、明石家さんまの番組に出て、ボースカを紹介したんだ。そうしたら『キミ、35やろ。何やってまんの』って関西弁でツッコまれちゃったよ。観覧席の女の子にまで『気持ち悪ーい』って言われちゃったんだ。(客席で「それ、ひどーい」の声)それでオーケンは今、落ち込んでるらしいんだ。俺は、ライブハウスだけの限定カリスマなのか?!」「そんなことないよー!」と励ますお客さん。ほんとに落ち込んでるっぽかった…。

文豪ボースカ:落ち込みを吹っ飛ばすようにノリノリ。周りの人もよく歌って叫んでたと思います。ボースカの「僕が代わるよー」を、誰か背後のお兄さんが裏声で言ってたのが面白かった。いや、振り返って確かめはしなかったから分からないけどね。

戦え!ヌイグルマー:ライブで聴くのかーなり久しぶり。なんだか懐かしい。フリをやってる人がけっこう多かった。

アベルカイン:曲の前、演奏抜きで「猫猫猫猫!犬犬犬犬!… どっちを選べど 獣のように生きるしかない! アベルカイーーン!!」って叫んでたんだけど、「獣のように…」のところはどうもオーケン、お客さんに言って欲しかったみたいで、でもみんな待っちゃってたよね…。
床が弾んでました。

ジェロニモ:どこかのMCで「どうもお客さんが俺が何か面白いこと言うんじゃないかってんで待っちゃうんだよね。俺は何も言わないから、おまえら盛り上がれ!!」みたいな事を言ってて、それで間奏の「オーオオー♪」のところで、オーケンがちょっと客がノッてくるのを待ってる感じのところがありましたね。
「モヒカン!」を片手で表現するナッキーが可愛かった。だんだん手の位置が下がってただの挨拶みたいになってたけど(笑)。

ヨギナクサレ:オーケンがすっごく嬉しそーうな顔をして、ワーイワーイって感じにピョンピョン跳ねていたとき、私はその視線の真正面にいて、目が合ってるように思って(実際合ってて私の顔見てたのかもしれないと思うくらい)、それで私も、きっと鏡に映したみたいに、同じくらい嬉しそーうな顔になって、同じ動きでピョンピョン跳ねてしまいました。恥ずかしいけど幸せな瞬間(笑)。

アンコール:退場してすぐ特撮コールが始まりました。手拍子、そのうちに足踏み付き。そんなに待たされなかった。
出てきてもう一度メンバー紹介。「いる間に、ドラムス有松博!」沸き起こるヒロシコールにドラムで応える有松さん。オーケン曰く、「あれは照れ隠しだ」(笑)。

ケテルビー:「もう一曲!もう一斤!」で始まったケテルビー。ラララー♪に合わせてタオルを振るナッキー。締めに明るく希望に満ちた曲で、大団円。手を振ってお別れーって感じでした。待ちが短かった上に3曲もやってくれたから、あんまりアンコールな気がしなくって、もう一回呼びたくなってしまった。そしてなんだか呼んだら出てきてくれそうな気もした。実際には客電点いちゃいましたが。


余力どころか。です。ほんとに。1日後には全身痛いし、3日後風邪っぴき(屍)。使い果たしました。
しかし、そんなことはどうでもいいのだ!本当に、楽しかった!!やっぱりワンマンフルライブは、お客さんのノリも違うし。オーケンはじめ特撮の皆さんも、本当に余力残さない勢いでやってくださったようで、嬉しいです。全力で楽しみきって、幸せでした。ありがとうございました!

物販:グッズはAgitator Tシャツ他。たぶんヌイグルマーTシャツもあったんじゃないかな。ヌイグルマーツアーのだけど携帯ストラップ買いました。CD、アルバム買うとサイン入りポスター付いたみたい。ザ蟹『サウンドギャラリー』もあって、こっち買うと三柴さんの手形色紙が付く。これがすごく欲しいんだけど、蟹はもう買っちゃってるんだ…ぐぅ。そして、限定!って言ってたのが『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』サイン本。限定に押されて買いました。お金がなかったのでCDは買えなかったのです。ぐふ。
12月15日、調子が良いのでもう一本!の前売りしてました。買わなかったけど、行きたいです。デス市長、気になりすぎ。誰!?っていうのは置いといても、演ってくれるんだったら是非聴きたい♪