chocolate melts with music

行ったライブメモ

clammbon faVS!!! vol.2

クラムボンの「お気に入り= fav(ファブ)」なバンドたちを迎え、4日間に渡りそれぞれ1組、2マンライブでお届けしますっ!!!》という対バンシリーズ。
2日目のゲストはOKAMOTO’S!ARABAKIで黒猫チェルシーとの合体バンドで清志郎リスペクトをやっていたのは見たのですが、本体を見るのは初めてです。
今回の会場は劇場なので全席指定の椅子席。クラムボンではよくあるし似合うしいいけど、OKAMOTO'Sはたぶんそういう感じじゃないよなぁ?と思ってたんですが、実際ちょっとやりにくそうではあったんですが、でもそんなの吹き飛ばすようなテンションでした、特にボーカルのショウくん(笑)。最初出てきてから2曲くらいはあんまり立つ人がいなくて(世代的にも音楽性的にもそんなにファンが被る感じじゃないだろうし、前の方のお客さんは対バンが決まる前に買ってるから知らない人も多いだろうし)、座って聴く感じじゃないんだけどどうしようかなぁみたいな感じで私も居心地悪くしてたんだけど。それで3曲目の前くらいで「踊れる感じの曲やるんで、ちょっと立ち上がってくれるかい?」って呼びかけてきてくれたのでみんな立って。やっぱりこのほうがノリやすいわ(笑)。あとで「立ってって言っても『ヤダよ』って言われちゃったらどうしようと思ってたんだけど、みんな優しいですね」と言っていて、遠慮がちな感じはあったんだけど、でも演奏もステージアクトも思いっきりで良かったです。後半の方ではコール&レスポンスも要求されて、「イェー!」とか「オカモトズ!」とかやったあと「クラムボン!」\クラムボン!/ってクラムボンコールが。そんなの初めてだよ(笑)。楽しかった!
曲もよく知らなかったのだけど、後でミトさんが「カバーの選曲がいいですよ、The WhoとかThe Whoとか、ルースターズとか、The Whoとか」って言ってました(笑)ルースターズは「恋をしようよ」のカバー、↓これですね。

続いてはクラムボンの登場。郁子ちゃんが出てきてすぐ手振りでみんな立ち上がる。髪にお花つけててかわいい〜
最初はNOW!!!〜GOOD TIME MUSIC〜パン蜜というゴキゲンな流れ。音響が良くて、一つ一つの音がクリアに聞こえる。劇場だから照明もきれいで、一人ずつくっきり。
中盤で新譜のカバーアルバムから。まず、アラバキでも聴いてる中森明菜のDESIRE!ベースリフからノリノリ、原曲からはリズムをかなり崩したジャズアレンジで、キメのブレイクもたくさんで楽しい。楽しいんだけど、まだお客さんがノリきれてない?あとで郁子ちゃんに「この曲やるとなんか変な空気になるよね、こっちはすっごいテンションでやってるのに、なんだ?どうした?」って言われちゃった(笑)こっちもすっごいテンションでヒューヒュー言えばいいのかな、やりたい気もするが。ブレイクのところでミトさんの「ねー」が可笑しかったり、郁子ちゃんがちょっとミスタッチで走っちゃってミトさんにつっこまれたり、かっこいいんだけどちょいちょいほのぼの笑っちゃうところがクラムボンらしい。
新譜からはあと、U&Iと幸せ願う彼方から、けいおんらきすたのアニソン2本ですね。元曲知らないんだけど、どっちももう完全にクラムボンの曲にしか聞こえないよ。すごいいい歌ですよね。
その後はバイタルサイン!席が郁子ちゃん前だったので、だいたいは郁子ちゃん見てたんだけど、このときはミトさんに目を奪われてました。いつもすごく荒ぶって、シャウトして、最後はベースをアンプに打ち付けて。いつもではあるけど、今日は特に目が離せなかった。
後になって、翌日になって、bloodthirsty butchersの吉村さんの訃報が公になりましたが、それについてのミトさんがツイッターでコメントしていて、

ああ、そうだったのか、とその演奏の様子を思い返すことになりました。
そこからKANADE DANCEにつながって、さらにはサラウンド!という流れがすごく良かった。
でも、それでいったん終わってしまったので、えー!と思った。短い…。まぁきっとゲストと一緒にやるんだろうとは思ったけれど、それにしても、ゲストのほうが持ち時間長かった?くらいの体感…いや時間は分からないけど曲数少ない気が…


とはいえ、アンコールのセッションはまたすごく楽しかった!曲はシカゴ、スペシャル拡大バージョン。
オカモトショウくんがまたすごいハイテンションで迫るので、郁子ちゃんがちょっと引き気味だったり、逃げながら一緒に踊ってたり(笑)郁子ちゃん「今日が初対面なんですよ」、ミトさん「ショウくんのテンション、俺は好きよー」って言ってました。ドラムはレイジくんが叩いていて、隣で大ちゃんはカウベルを叩いていた(笑)途中で大ちゃんのドラムソロもあったけど。ギターが入るのも新鮮で良かったし、ソロも格好良かった。そしてハマ・オカモトとミトさんのベース対決!郁子ちゃんとショウくんも、ラップ?スキャット?対決(笑)そしてまたクラムボンコール!あとで3人になったとき「新鮮だったね、クラムボンはこういうの通ってこなかったから、今から取り戻す?」みたいなこと言ってた(笑)
楽しくテンション高いセッションでした♪その後には出演者全員+お客さんも入っての記念撮影。カメラはDVD「えん。」の太田監督でした。
最後に3人でもう一曲、tiny pride。またシンプルにしっとりした感じに戻ってのエンディングも素敵でした。
対バンによってまた全然雰囲気が変わるんだろうなという今回の企画ですが、この日がたぶん一番若々しくはっちゃけてたんだろうなと思えて、来られて良かったです。クラムボンコールはレアだよ(笑)

クラムボンセットリスト:

  1. NOW!!!
  • GOOD TIME MUSIC
  • パンと蜜をめしあがれ
  • DESIRE -情熱-
  • U & I
  • 幸せ願う彼方から
  • バイタルサイン
  • KANADE DANCE
  • サラウンド
  • (en)シカゴ(clammbon+OKAMOTO'Sセッション)
  • (en)tiny pride