毎年恒例ROVO野音、今年は天候も良く。ピクニック気分も年々強まってくるようで、食べ物いっぱい豪華だった、皆様ごちそうさまでした。お酒は私、今年は4缶いただきました。
トップはsalyu x salyu。Salyuとシスターズ二人(山崎恵利子・木村圭見)のコーラス、バックには小山田圭吾(G)、ASA-CHANG(Drs)、大野由美子(B、key)というメンバーで。すごく作り込まれた音楽、それが音源通りに目の前で再現されていくということ自体がすごいなーと思ってしまうような。幾重にも重ねられる歌声、リズムが本当に心地良かった。かっこいい。最初からすごくテンションが高く盛り上がりすぎなくらいな野音のお客さんに、Salyuがちょっと戸惑い気味な感じだったことと(笑)、木村さんの方がすごく楽しそうで飛んできたシャボン玉をはじいたりしながら歌っていたのが印象的です。
二番手にオウガ。この日の演奏者としては一番の若手でしょうが、間に出てきて遜色ない、全然負けてない演奏をしていきましたね。攻めの姿勢で挑んできたな、と。初めて見た頃はもっとさらっとした印象だったけど、最近はずっと良くなっていて(と私が偉そうに言うことでもないけど)、特にこの日はぐいぐい引き込まれました。Man Drive Trance!というこの場にふさわしい。良かった!
そしてROVO!今回はPYRAMID 2013ツアーということで、大曲PYRAMIDがメイン、セットリストもここ最近のものからはかなり変わってくる、とのことだったのですが、最初にBATISをやってくれたので良かったです。この曲好きなので(ROVOにおいてもわかりやすく盛り上がる曲好き)。数曲演奏してから、満を持してのPYRAMID。salyu x salyuシスターズもコーラスに参加というスペシャルな演奏。これをやるためにSalyuを呼んだんじゃないかというくらい、ぴったりなゲストですね。コーラスから静かに始まり、一つ一つ組み上げられていって、いつしか高みへ。なんか途中で意識が途切れたり、見てたはずのステージをあんまり覚えてなかったり、それはトランス+酒なので仕方がない!ともかく、最後の盛り上がり、頂点に至るところは本当にやばかった!ものすごかった!演奏が終わったときにはメンバーにもやりきった感が。あの曲を生演奏で完成させるって、すごいことだな。メンバーもお客さんも一緒になって作り上げたすごい高揚感でした。
アンコールはなしでもおかしくないくらいな感じだったけど、1曲だけ。前方の席はやっぱりぐちゃぐちゃで、なんか気が付いたら背後に上半身裸の男子が立ってたりした(笑)
終演後は、今年は女子だけで軽い打ち上げとなりました。楽しかった!
セットリスト
- OGRE YOU ASSHOLE
- これから
- フラッグ
- ふたつの段階
- 素敵な予感
- ロープ
- ROVO
- Batis
- Horses
- Urma
- Mattah
- Pyramid
- (en)Astrovo