chocolate melts with music

行ったライブメモ

渋彩歌謡大全リリースツアー

渋さ知らズオーケストラ
北陽一郎、辰巳光英、川口義之、立花秀輝、鬼頭哲、中根信博、ギデオンジュークス、社長、石渡明廣、山口コーイチ、小林真理子、関根真理、太田惠資*1、磯部潤、山本直樹、渡部真一、若林淳、東洋、宝子、加絵、スガコ、アスカ、横沢紅太郎、青山健一、さやか、ぺろ、不破大輔(地底新聞より)

ゲストヴォーカル:Sandii / 遠藤ミチロウ / 坂本美雨 / 三上寛 / 渚ようこ / Keyco

ゲスト多数、アルバムに参加してくれたゲストヴォーカルが全員揃った、ということで、ただでも長くなりがちな渋さ、今日の時間は大丈夫か?!
19時から10分15分ほど押して、三上寛さんの弾き語りからスタート。後から三々五々出てくる渋さメンバー。ステージが狭くて三上さんのギターのネックを避けながら出てきたり。片山広明さんも出てきて(上に名前入ってなかったけど)、だんだん絡んでいく。
一曲で三上さんはステージを下りながら「渋さ知らズ、始まるよ!」と。でもまだ不破さんがステージにいなくて。ステージ下から「1,2,3,4!」と声が聞こえ、演奏が始まり、渡部さんと不破さんと、ダンサーさんたちが出てくる。
RYDEENはさわりだけ、という感じだったな。いつもの曲は短めに、渡部Voで一週間など。不破さんは最初からだいぶ飲んでたみたいで、顔が赤かった。最初のゲストのSandiiさんに、渡部さんが「Sandii気をつけて!その男危険ですよ、泥酔してますから」って注意してたくらい(笑)
早速ゲストの登場、Sandiiさんから。曲は黄昏のビギン、蘇州夜曲、恋は水色。歌もすごく良かったし、Sandiiさんのお話や振る舞いも素敵でした。渋さについて、「最初は楽しんでるだけの人たちなのかと思っていたけど、レコーディングにご一緒したら本当にすごい、プロでいらして」みたいなこと言ってて。楽しんでるだけの人って(笑)でもそう見えるところがまたいいところ、すごいところですけどね。それで「ちゃんとギャラはもらっているの?」などとメンバーの皆さんを心配して、差し入れのご飯を持ってくれば良かったとか(笑)お客さんにも「みなさん次は持ち寄りパーティーで」とか。あと「恋は水色」をやるとき、自分の曲の中でも不破さんがこの曲を好きだということで、と言って「こういう爽やかな恋愛をされるの?」と(笑)不破さん「今度飲みに行きましょう」と言ったところ、「この間行ったときベロベロになって急に私のこと“おばはん”とか呼び出したでしょう、ステージでは『僕のアイドル』とか言ってたのに」と返され、「酔いが醒めました」(笑)。最後はSandiiさん、お客さんに「(渋さの皆さんを)大切にしてあげてください、毎日が敬老の日です!」って言って去って行かれました。面白い。
二人目のゲストはKeycoさんで、Charaさんの代わりにと「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜 」、あとKeycoさんの曲(ノリノリで楽しかった)。Keycoさんはその後もコーラス参加などなさっていました。
どこでだったか忘れちゃったけど、キーボード・ピアノソロが格好良かったです。あとクアトロ生ピアノあるんだ、と思った。
MCになって渡部さんが話そうとしているところを、ギターの石渡さんや不破さんが続々とステージを下りていき、渡部さん「俺が話してるのに!そろそろ始めようと思ったのに!」とか「男の連れションかよ」とかって(笑)結局みんな戻ってこないけどもう始める!とWe are Fisherman's Band。
川口さんがハモニカでソロをしているときに、不破さんが渡部さんに何か話してて、気になった川口さんが演奏止めて何?とか聞いて(笑)先日NHK Eテレで放映された「大人のピタゴラスイッチ」で栗コーダーカルテット渋さ知らズの演奏が使われたって話で、渡部さんが「何で呼んでくれなかったんですか、俺『ピタゴラスイッチ!』って言いたかったのに」って言ったら、「いろいろ事情があるんだよ!だいたい俺メインパート吹いてないんだよ!」(笑)
なんかそんな話でグダグダになったところを、「この方にビシッと締めていただきましょう」と渚ようこさん登場。恋は夢いろ。ちょっとドスのきいたような、色気のある歌とお姿。でもどこかかわいらしさもあって素敵。あと舟歌と、もう一曲は「鴨葱音頭」っていったかな?「鴨葱!って言ったら、皆さん鴨葱!って返してください」とコール&レスポンスつきで。楽しかった。ダンサーさんと一緒になって振り付け踊っていたのも印象的です。
続いて登場はミチロウさん!拡声器持ってワルシャワから!ここだけ若干のモッシュが発生してたよ、数人だけど。そしてアルバム収録の夢は夜ひらく。演歌調を熱唱するミチロウさんというのもレアよね。見られて良かった、格好良かった!
もう一曲、と思ったら不破さんに止められてミチロウさんはいったんステージを下り(順番変えたっぽい)、かわって坂本美雨さんの渡へ。澄んだ歌声美しかったです。この日のステージ上で一番初々しかったし(笑)。もう一曲、Never Ending Storyも。
「あの男に帰ってきてもらいましょう」と渡部さんの呼び出しで、三上寛さんもう一度。サングラスしてギターは無しで、黒い花びら。これまた格好良かった。ステージ前にテーブル並べて作られたお立ち台的なところへ出てきて、しゃがんでお客さんに睨みきかせる三上さんの後ろに、白塗りダンサーの兄さん二人がぬーんと立ってるのとか、絵になってた。ギターを持ってもう一曲、曲名分からないけど語りっぽい感じの。
そして「あの男にも」とミチロウさんも再び。ギターを持って、天国の扉。渋さとの共演で見るのは二回目だなぁ。バックが派手になって、ソロやM.J.Qで見るときのような直接的な凄味は薄れるだけど、これはこれでいいです。これもすごい熱唱でした。しかしなんかふと気づいたら真ん中の不破さんの席に違う人が座ってて、見ると不破さんがドラム叩いてたりしてた。何故w
ラストは関根真理さんの歌で。ラスト一曲やります、っていう前に、不破さんが珍しく?けっこう長くしゃべっていて、でもギター演奏続いてたから聞き取れないところが多かったんだけど、いろいろあるけどこれからも何とか生き延びていきましょうみたいなことを言っていて、あとメンバー紹介もしてた。
アンコールの拍手に応えてのカーテンコール的な、不破さんが女性だけ(ゲスト+メンバー)引き連れて出てきてました。「電車に乗ってたら周りに人が寄ってこない男なのに、ここではこんな!」(笑)「クアトロがまた出入り禁止になっちゃうかもしれないので、これで終わりです」で終演。22時近くだったので、3時間弱かな。

ゲスト多すぎてゲスト曲ばかりの感もありましたが、歌謡な渋さも楽しかった!自由で楽しそうでたまにグダグダも垣間見えるけど、ゲストの伴奏になるとすっごくカチッと決めてくるところとか、Sandiiさんの言うとおりのプロだというのを改めて見られた気がします。

渋彩歌謡大全

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↑渡部さん曰く、すっごく売れているのでプレスいっぱいしたところ在庫がまだまだたくさんあるそうです(笑)

*1:予定には入っていたのですね、体調不良で欠席でした。インフルとかでしょうか…