10年ぶりとなる単独来日公演！だそうで、生で見られる機会はまたとないかもしれないと思い行ってきました。もちろん初めて。
取ってもらった席はかなり前方で、間近で堪能させていただきました。ありがとうございました。かっこよかったー！
そんなに知っているわけでもないのだけど、少し予習していったので、タイトル覚えられてなくても曲は大体分かったのでよかった。
戸川純ちゃんのBecase the nightカバーから入っているので、何と言ってもそのオリジナルを生で聴けたのがよかった。
あと、全体の印象としては、言葉がとても強いということを感じました。詩人なのだなと。英語詩はよくわからないんだけど。前半のほうで、弾き語りで仙台の津波被害の跡へ行ったという歌を歌っていたと思うんですが、それがすごく言葉が入ってくる歌で。日本への歌ってだからやさしい言葉にしているのだとは思うけど、英語の歌詞で初聴きでこんなに入ってくるっていう体験はあまりないなぁと思ったり。
あと後半のほうでは、歌の間に入ってくるアジテーション的なのがすごいなと思った。わかる言葉はもちろん、わからなくても引っ張られてしまうような力強さがあって。
「We want the government to tell the truth!」「We can decide on what to do with nuclear plants!」
みたいなことを言っていたと思う。People Have The Powerのとき。あと、核もミサイルも戦車もマシンガンも要らない、「This is the weapon of our generation!」とエレキギターを掲げたところもすごい熱かった。その後はもちろんノイズギターが炸裂。
そういうところ、ものすごくかっこよかったわけですが、でもそれだけじゃなく、チャーミングなところもたくさんあって。水を飲んだあとちょっとステージにぴゅって吐いて、でもその後拭いてたのとか、かわいかったｗ 最前列のお客さんにはステージから一人一人に握手してたり。笑顔が素敵でした。
ホールなので音圧はちょっと上品すぎて物足りなかったかな。でもその分、ドラムの細かい音色などきれいに聞こえたと思う。ドラム、なんていうかすごく姿勢のいい、アップライトポジションで叩くんだなぁとか思っていて、身体の動きは少ないけど音はしっかり力強くて。なんか普段あまりそういうドラムを見ていないような気がして（いつも見ているのが身体全部で叩くみたいなスタイルが多いような）。曲によって和太鼓の参加があって、そちらの奏者の方は大きなアクションだったので、対照的だなぁと思ったり。
セットリスト、共有サイトより。ちょっと足りない気もするけど。ニガーやったよね？
Patti Smith and her band JAPAN TOUR 2013
- April Fool
- Kimberly
- Mosaic
- Fuji-san
- My Blakean Year
- Dancing Barefoot
- This Is The Girl
- Beneath The Southern Cross
- Because The Night
- Pissing In A River
- Banga
- People Have The Power
- (en)Land
- (en)Rock 'n' Roll Nigger
- (en)Gloria
どんどん上がってきたところで終わってしまった感じで、なんだかあっという間だった。
