chocolate melts with music

行ったライブメモ

@王者の魂ステージ

この日最大級の伝説を残したのはきっとこのバンドでしょう、キンブラ。何があったか、ぐだぐだ書くより、Togetterのまとめを読んでもらった方が生々しくていいんじゃないかとも思うので、とりあえず貼ってみる。
キングブラザーズ @ 夏の魔物 '12 - Togetter
それでも書くんだけどねw
まず登場がめっちゃ格好良かった。ステージにはドラムとベースだけで始まって、ベースのシンノスケが後ろを指さすので見たら、ワンボックスカーの上にパイプ椅子のせて座ったマーヤとケイゾウが!グラサンしてどーんと座っているのがカッコイイ。車自体はけっこう離れたところで動いてるのが見えた(そのときはこっちのステージに関係あるとは全然思わなかった)から、おそらく向こうのステージのほうからずっとその体勢で乗ったまま移動してきたっぽい。後ろのほうにいたので、けっこう近くまで車が来ていったん止まり、二人が立ち上がってパイプ椅子を投げ捨てる。そして寄ってくる人波に、マーヤが道を空けろと手で合図。モーゼの十戒のように分かれて道を作る客。どうするのかと思ったらそのまま車で通っていった!そしてステージのすぐ近くまで乗り付け、そこで今度はお客さんを手招きして呼び寄せ、ダイブ!二人ともダイブ!ケイゾウさんはふわっと受け止めろって感じの降り方だったけど、マーヤは思いっきり跳んでたよ。お客さんに運ばれて、ようやくステージに4人が揃う。おわかりと思いますが、ここまでで既にけっこう時間とってるw
キンブラ見るのは二回目、前回は春のKAIKOOで、そのときもマーヤがダイブしてお客さんに騎馬戦みたい乗っかって後ろまで走ってきたりしてたので、また来るんだろうなと思ってた。その通りにマーヤはまた飛び込んできて「俺を運べ!」とお客さんの上を泳ぐように渡っていって、何度か後ろまで来てた。クロールするみたいに前へ腕を出して、人がいない方へもどんどん来ようとするので、思わず支えに行った。ちょっとだけだけど手をがっつり握ったよ。近くにお父さんに肩車された小さい女の子がいて、客の上を泳ぐマーヤとがその子と握手しようとしててかわいかったw
曲とか全然分からないんだけど、ていうか、ライブで見る限り曲とか歌とかよりパフォーマンスに目が行っちゃうし、何曲やってるとか曲の切れ目とかわかんないくらい…。「終了の合図がでてるんだけど、もう一曲やってもいいか!?」って言ってからも、そこからさらにすごい長いw「ロックンロールが飛び込むぜ!」とバンド自体が全部ステージから客席に下りてくる。ドラムもみんな下ろしてくる。演奏は続いたまま。客の中で演奏してる。「少しの間見えなくなるけど、見えなかったら自力で見えるところまで来るのがロックのマナーだろ!?」空いたステージには他の出演者達が続々やってきて笑いながら見てたり写真撮ってたり(空く前から乱入して踊りまくったりダイブしたりしてる人もいたけどw)、さらには次の出演順のavengersがセッティング始めたり、もうカオス。客席も当然カオス。下りてきたバンドが見えるところまでは行かなかったけど、マーヤはまたお客さんの上にいたので(お客さんが支える脚立の上に乗ったりしてた)見えてて、「ニシノミヤー!」を絶叫。クライマックスを迎え終了。終わってもしばらくざわざわしていた。
この間隣のステージは静かだったのですが、なんと内田裕也さんのバンドが、キンブラが終わるのを待っていたらしい…。音が被るのを嫌って、ということらしく。次のavengersは裕也さんが終わってから始まったみたい。それにしても裕也さんを待たせるキンブラ…。また他のフェスならあり得ないんだろうけどねぇ。すごかったわー。面白かった。