chocolate melts with music

行ったライブメモ

後攻、蛇姫様。

SEなしでメンバーが出てきて、最後にアヴちゃんが、「好き好き大好き 好き好き大好き」って歌いながら、ランドセル背負って出てきて、「愛してるって言わなきゃ殺す!」から、いきなりデスコ!間奏ではランドセルからリコーダーを取り出して吹いて、破壊!

  1. デスコ

前半からガンガンに上がるセット、初っぱなからフロアに扇子が舞う。新譜からの2曲で、少し違う世界観が広がり、その後、告げ口からどんどんヘヴィーに。いつも怖くて泣きそうって言ってる告げ口ですけど、そこから後半ずっと怖くて泣きそうで格好良かった。
燃える海、聴きたいと思ってたの聴けて良かった。アヴちゃんが笑顔を見せていたのが印象的。前回、ギギちゃん降板の直後のときは「自分のために歌う」って言っていた曲。なんていうか、乗り越えたんだなぁと思えて。
無題を聴きながら、なんとなく純ちゃんの恋のコリーダとか、「女性的な、あまりに女性的な」とか思い出して、純ちゃんは男を殺しても子供は堕ろさないな…ということを考えたりしてました。どっちかというと、産んで迫るほうだよね…きっと…(歌詞の世界的には)。
アヴちゃんは純ちゃんについて、「親がファンで昔からよく聴いてました」と言っていました。ランドセルとリコーダーはもちろんリスペクトで。衣装も白いミニワンピに赤いランドセルが映えてて、かわいかったなー。立ち襟の胸元についたブローチとか。

アンコールでは、「夏を思い切り感じたい」ということで、なんとアヴちゃんがフロアに下りてくる!そんなことしたらけが人が出てしまうとスタッフさんからは言われたらしいけど、アヴちゃんがちゃんとやりたいことを話し、お客さんにも注意を促し、「踊り子にはおさわり厳禁」とお達しを出すと、お客さんはきれいに二つに分かれて花道を形成、フロアのど真ん中にマイクスタンドが。そしてアヴちゃんがステージの脇から回って下りてきて真ん中に立ち、「見えにくいでしょう。近くの子たちはしゃがんでくれる?」と言うと、みんなさーっとしゃがんだ。ロフトでなかなか見られない風景。ナタリーやロキノンのレポートにも写真出てますね。「しゃがんだままじゃ踊れないけど…、ほどよいところで自由に踊ってくれていいから」ということで、女王蜂唯一の夏の曲、人魚姫!しばらくしゃがんだまま聴いてたな。立ち上がってからもそんなに混乱したりせず、アヴちゃんが真ん中で踊りまくるのを取り囲んで、一緒に熱狂。最後はステージに戻ってからバブルで大団円。
いやー、やっぱり女王蜂は勢いというか、熱量がハンパないね!すごかった!楽しかった!


たぶん、かぶっているファンというのは多くなかっただろうけれど、両方ちゃんと見て聴いたら、何か通じるものがあったんじゃないかなぁと思います。それぞれのファンで、そういうふうに感じて興味を持ってくれた人がいたらいいなぁ。

戸川純 vs 女王蜂 @ 新宿ロフト2012.08.21 邦楽ライブレポート|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)