chocolate melts with music

行ったライブメモ

山本精一&Phew

山本精一Phew

1/13 (Fri)
Shibuya, WWW (03-5458-7685)
open 18:00 / start 19:00
adv 3,300yen / door 3,800yen (+1drink)
live: 山本精一Phew

出演メンバー:
Phew (vocals)
山本精一 (guitar, vocals)
山本久土 (guitar)
原田仁 (bass)
茶谷雅之 (drums)

最初はPhewさんと精一さんのデュオで、Phewさんがソロでやっていたカバー曲など。それから休憩を挟んで第二部からバンド編成で『幸福のすみか』の曲、先にPhewさん抜きで精一さんボーカルの3曲、それからPhewさんが再登場して残りの5曲。アンコールはバンドで新曲?を3曲。という構成でした。

  1. 夢で逢いましょう(精一さんVo.+Phewさんコーラス)
  • オーブル街
  • ダニーボーイ
  • ?(家/Lovejoy
  • どこかで
  • Candy Says
    (休憩)
  • まさおの夢
  • バケツの歌
  • そら
  • 飛ぶひと
  • ロボット
  • そのうち
  • 幸福のすみか
  • (en)キャロライン
  • (en)新曲(ねこ)
  • (en)新曲(けらけらけら)

一部では、精一さんメインボーカルの夢で逢いましょうから始まったのが良かったな。あと4曲目だったと思うけど、「わたしの家」についての歌、もうそこにはありません、っていう、でもそこへ飛んでいくんです、っていうような…。なんとなく震災を思い浮かべながら聴いていて、だから「がれき」って言葉が出てきたときにはドキッとして、でも「もうがれきもなく、新しい家が建って誰かが暮らしている灯りが見える」というような内容だったと。他の曲は、Phewさんのカバーアルバムや、その後の久土さんとのデュオで聴いていたけど、この曲は初めて聴いたと思う。カバーなのかなぁ?と思っていたら、Lovejoyの「家」という曲らしいと、キーワードからダイアリ巡りをしていて見つけました。気になる。
休憩を挟んで第二部。名盤「幸福のすみか」の全曲。ほんとに、心の名盤とでも言おうか、すごく素敵で大事な一枚です。去年のとTONOFONでもいくつかは聴けましたけど、全曲ですよ全曲。じっくり聴きました。精一さんVoをしっとり聴けたのも良かったですが、バケツの歌も大好きだし、なんといってもPhewさん。なんだろうあの、厳かな、神々しいような。飛ぶひと、鼻、と大好きな曲、TONOFONでも聴いた。その後、ロボットとそのうちは初めてかな。ロボットも好き。間奏のベースソロのところで原田さんが格好良かった。そのうちの「うろこがはえてくる」をみんなで言うのも面白くて良かった、緊張感もあって。そして最後はやはり、幸福のすみか。ほとんど荘厳というか、聴いてて緊張するくらいだった…。音も良かったし、本当に聴けて良かったと思う。
アンコールで披露された新曲、静かに始まりながら後半にはだんだん激しくなっていくような、後の二曲はそうだったと思う。このバンドの曲だな、という印象。最後は全員で連呼するような歌詞など。「どら猫化け猫!」とか、「行動するのはよいことなのですか」とか、歌詞も気になる。音源化しないかしら。
そこからダブルアンコールでMOST!を期待していたのですが…残念ながらなし。PAの後ろで見ていたという友人さんによれば、セットリストにダブルアンコール書いてあったけど、マジックで消されていたとのこと。何故?大阪ではやったという話だったのに…。これは、東京ではMOST本体があるということですね!と勝手に期待することにしていいですか。

幸福のすみか

幸福のすみか