chocolate melts with music

行ったライブメモ

筋肉少女帯@LAKE STAGE 16:20〜

楽しかった!のは例年通りだけど、ちょっとびっくり。まさかの宗教!まさかのヤッホー!(笑)

  1. 釈迦
  2. ワインライダーフォーエバー
  3. イワンのばか
  4. 僕の宗教へようこそ
  5. 山と渓谷
  6. 踊るダメ人間

日中ガンガンに暑かったのが急に日が陰り、「茨城県北部で雷雲が発生しました、雨対策を万全に」というアナウンスもあった後の、少し涼しくなってきたLAKE STAGE。どーんとそびえるドラムセットとマーシャルの壁。サウンドチェックの音もでかい(笑)ネタバレもある(笑)。いつものSEで登場して、
初っぱなに釈迦!これは、先日のリキッドルーム公演でも初日にやっていて、いつもは最後の方にやる曲を最初の方にというのをやっていたところだったので、ここでもそうきたか!と。でも釈迦はやっぱり最後のイメージが強くて、いきなりフルパワーで燃焼しちゃうのでちょっと疲れるんだけどね。オーケン「早くおいでー!」と遠くのお客さんを呼び寄せる(笑)
続いてワインライダー!これは昨年末のCDJでもやっていたので、夏フェスでも聴けた!という感じ。ライブ定番曲にもなってきているし。メンバー4人が楽器を置いてハンドマイクでラップもどきをやるという、他所ではなかなか見られないパフォーマンス(笑)ですけど、CDJのときはちょっとだけアウェーでやる固さか照れみたいのがあった気がしたけど、今回はもう堂々と。ダンスタイムもウッチーがたくさん踊ってた。かわいかった。ウッ!ハッ!の振りは一見さんでも合わせやすいから盛り上がるね。
「雨雲より早くあいつがやってくるぜ!わかるか?イワンの?」「ばかー!」「イワンの!」「ばかー!」というコール&レスポンスからの、イワンは定番中の定番。派手に盛り上がって。間奏では古式ゆかしいヘーイヘイヘイヘーイヘーイも挟んで。
そして、ここからが。まさかの宗教ですよ。ファンの中ではけっこう人気曲だろうしライブでもやる方だと思うけど、フェスでやるとは!大好きなので嬉しくてぴょんぴょん跳ねながら「宗教!宗教!」って合いの手入れるけど、周りについて来れてない感じの人がいたりするとちょっと、大丈夫かな?引かれてないかな?とか心配になる(笑)。まぁでもそういう心配になるようなアウェー感がないとフェスで見る醍醐味がないですかね。後でオーケン筋少ブログに「フェスもかなり場数をふませてもらったので、ちょっとここいらでアングラ&猟奇感も出してみたいなぁと」って書いていて、その攻める感じがイイネイイネ!とにやけてしまう。
間奏でオーケン、「空を見ろ!今にも雨が降ってこようかという空だ!こんな日には、犬神様がやってくるぜ!犬神様の力で、オーディエンスにどんなことでもさせてしまえる」みたいなことを言っていたような。ザボーガーか?ここでザボーガーやるのか?とか思った(笑)そしてまた「ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」を何回か。アラフィフヘビーメタルはしつこいぜ!とかも言ってた気がする、そして本当にしつこくやった(笑)。それからアンテナ売りの口上もしっかりと語り、そして「喜ぶあんたたちの前で〜 オペラを!オペラを!」と叫び始めると、後ろにいたエディがおもむろにドラムと橘高さんのアンプの後ろを走り抜け、ステージセンターへ躍り出て、歌う!フェスでもエディがセンターでオペラ歌うとは!いやだって、普通じゃないでしょう、キーボディストが突然前へ出て。しかもサポートメンバー(笑)。そしてこのエディがオペラを歌っているとき、オーケンは跪いてアラーの神みたいにエディを拝んでいたらしいです、私は見えなかったんだけど。何それ見たい!面白すぎる!WOWOWで是非放映してほしい…ワインライダーはCDJのときにも流れたし、今回のハイライトはここでしょ?(笑)
でも次もハイライトかもしれない(笑)。一息ついた感じで、メンバーも楽器下ろして、ああじーさんタイムかなぁとか思っていたら。「ピクニック気分で、やっほーとか」「こだまでしょうか、とかも懐かしいね。こだま返ってくるかな−」とか言って「ヤッホー」って言うものだから「ヤッホー」って返すじゃないですか。えぇまさかここでそれ?って思いながらもう笑っちゃって。だって、さっきまであんなドロドロした世界観でドカドカしたヘビメタだったのに、急にのどかにヤッホーだよ、なんなのこのバンド。でもノリがいいフェスのお客さんはヤッホーを返す。いろんなパターンのヤッホー(ハイトーンとか、すごい長いのとか、これもしつこいくらい・笑)にも対応する。レイクステージ一万人だっけ?一万人のこだまですよ。「パターンを変えて、ハイホー」\ハイホー!/ 「そこの金髪の人」って橘高さんにも「ヘビーメタルでヤッホーってやった人はいないでしょう、君がその先駆者になってくださいよ」って振る。そして橘高さんのメタルな「ヤッホー!」(メタルに応えるこだま)エディのピアノ伴奏が始まり、しっとり歌い出す「山と渓谷」。後ろの方のお客さんから手拍子も起こってた。ヤッホーのところは一緒に歌ったり。そして間奏ではメンバー紹介ヤッホー。「ギター、本城聡章!」って紹介した後、「いや、おいちゃんヤッホーって言ってください」おいちゃん忘れてたみたい(笑)おいちゃんの「ヤッホー!」\ヤッホー!/その後も「ベース、内田雄一郎!はいウッチーもヤッホー!」「ヤッホー」\ヤッホー/「ギター、橘高文彦ヤッホー!」「ヤッホー!!」\ヤッホー!!/って感じで。名前の後にヤッホーってつけて呼んでたような(笑)なんかもう、つくづく変なバンドだなーと思ったよ(笑)そこが大好きだけど!
そんなまったりヤッホータイムの後、「最後の最後に、腕をクロスして跳んでくれますか!」ってキター!と思ったら後ろからどどどーって人が雪崩れてきた!みんなそんなにダメジャンプが跳びたいのかと(笑)あんまり押されたから跳びづらかったんだけど(汗)あれ、ただ跳ぶだけじゃないのよ、その後「ニンゲーン ニンゲーン」のところは折りたたみなのよ!ダメダメパパパヤもちゃんと踊りなさい!とか思っちゃった。まぁでもよく知らない人でもダメジャンプ跳ぶのが定番になってきた、みたいなところもあるようで、それはそれでいいこと、かな?最後にオーケンが「一言だけ。俺たちゃXか!」って言って笑い取って締めてた。今年もがっちり、アウェーの客を掴んだねぇ。


ロキノンのクイックレポートはこちら。
筋肉少女帯 | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011 | クイックレポート
あとフェス百景のレイクステージの風景も、ちょうど筋少フジファブリック待ちの時間帯だったようで。
フェス百景 その5 LAKE STAGEの風景いろいろ - エリアレポート | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011 | クイックレポート
もろにダメジャンプが映っている(笑)後ろまでけっこう跳んでるじゃないか!あとツイッターでは県警のおじさんたちが筋少見てたってうわさだったので、上のほうの写真もそれかもしれないw