chocolate melts with music

行ったライブメモ

戸川純+デニス・ガン

STUDENT SHORT MOVIE FESTIVAL 2010 in Yokohama
学生短編映像作品上映祭2010
2010年2月26日(金)、27日(土)、28日(日)

YouTubeからMeTubeへ! 
You と Me が出会えるショートムービー上映会


関東学院大学楠かつのりゼミナールの主催による学生短編映像上映祭に、戸川純ゲスト出演、ということで行ってきました。横浜みなとみらいのブリリアショートショートシアター。ゼミ生さんがけっこうたくさんいて、一般のお客さんも少し入れる、という感じだったのかな。一般は純ちゃんファンが多かったのかなと思います。
この日のイベントテーマとしては「PVは音楽活動に役立つか?」ということだったみたいなんだけど、特に研究とか検証とかいった講義があるわけではなく、You Tubeなどで見つけたPVを紹介したり、そこから見つけたインディーズのアーティストさんのライブがあったり、といった内容でした。
純ちゃんはメインゲストの一角的な扱いで、後半に登場。まずPV上映。バージン・ブルース1本でしたね。

ミニシアターとはいえ、大きなスクリーンで見るのはなんだか新鮮でした。それから楠先生とのミニトーク、そしてデニスのギターとでミニライブ。セットは

  1. 諦念プシガンガ
  2. 12階の一番奥
  3. フリートーキング

の3曲。プシガンガでは、ギター用のマイクが倒れそうになるトラブルもあったりで「二人して間違えまくってすみません」ってことにもなってましたが、歌自体は良かったな。そして後からどんどんノッてくる感じでした。ギター一本のアコースティックなフリートーキングっていうのはちょっとレアだったんじゃなかろうか。なかなか面白かったです。デニスがバックでカウント入れてたり。デニスは全曲でバックコーラス入れてましたね。純ちゃんはいつものように座って歌っていたのがこの曲で立って、軽く動きながら、そして間奏やアウトロには哄笑が入るという。シンプルな構成で声がよく聞こえる分ぞくっときました。
トークのほうは、純ちゃんがかつて関東学院大学に在籍していたということでその話とか。女優志望だけど、志望だけで無職というのが嫌で肩書きが欲しくて8年間お金払って在籍したけど、通ったのは半年もない、というような。特にPVに関する話があるでもなく、雑談だけでしたね。ライブに行く前にちょっとだけデニスに触れて、シアトル出身でコーヒーにはうるさい(スタバはシアトル発祥)なんてこぼれ話も(笑)。
短い出番で、純ちゃんも「こんなんで映像の勉強のお役に立つんでしょうか」と最後に言ってましたけど、先生は「役に立つかどうかは後にならないとわからないというのが楠ゼミの信条です」みたいなことを言ってました。ちなみに先生は世代的に純ちゃんがテレビとか出てた頃をよく知っているけど特にファンだったわけではないらしく。他のアーティストさんなども含めて今回イベントの出演交渉をしたのは学生さんらしいので、You Tube上のPVなどを見て興味を持った学生さんがいたということなのかなぁ?純ちゃんの場合は、そういうYou Tubeとかニコニコとかに動画がアップされることで発掘されるというか、それで若い人にも広まっているところがあるんじゃないかと思うので、その辺の話を少し聞けたら面白かったのになぁ、とは思いました。まぁ、純ちゃん自身はあまりそういうことに詳しくないかもしれないけど。
あと、ひっそり思ってしまったことは、これトルエンズで出てたら面白かったなぁと…。デニスも片言で笑いをとったりして面白かったんだけど、久土さんがここに来てたらなぁ。妙に緊張してたりして面白かっただろうなぁ、とか思っちゃった。そんで演奏で一緒にがなったりしたら、学生さんや他の出演者さんの度肝をさらに抜けただろうに、とか。ほかの出演者さんたちは、まぁアコースティックなのは設備的なこともあってだろうけど、静かめの歌ものポップっぽかったので。べつに度肝抜きに来てるわけじゃないけど(笑)


イベントとしては、オンラインのバーチャルからリアルの出会いを提供してみた、という感じだったのかな。まずはそのゼミ生さん向けっぽかったし。
ところでオープニングで流れた銀杏BOYZのPVは確かに、面白かったです。銀杏は、噂に聞くばかりでちゃんと見たことも聴いたこともたぶんないんだけど、ああこういうバンドか、とわかる感じではありますね。