chocolate melts with music

行ったライブメモ

ARABAKI ROCK FEST.

すっかり遅くなってしまいましたが、印象に残っていることをば書き足し。

  • 一日目は何といってもミドリ!噂には聞いていたけど初めて見た。噂には聞いていたけどすごかった。パフォーマンス。あちこち身軽に子猿のように登ったり跳んだり、見えなくなったと思ったら客の男の子を叱り付けたり(女の子が倒れたのを何で助けんのじゃ!みたいなこと)、ゴツンゴツン聞こえるけどあれはマイクで自分の頭を殴っているのか(見えなかった)とか、最後もスピーカーの上から飛び降りだし。なんだかドキドキしてしまった。ビルの屋上から飛び降りる人のようなんだもの。首にマイクコード巻きつけるのも、他の人がやるのも見たことあるけど、なんだか今までになく怖かった。いつものパフォーマンスなんだろうとは思うんだけど、それでもドキドキしちゃうくらい本気っぽく見えるというか。目が据わってるし。しかし面白かったです。ライヴハウスでも見てみたいなぁ。
  • 音楽的にも面白いね。ジャズなんだね。行く直前に予習と思って『清水』をレンタルしたんだけど、エゾシカダンスやってくれて良かったな。聴いた第一印象が「特撮(バンド)っぽい」だったのはピアノのせいだけど、ちょっと『ヌイグルマー』の頃の特撮っぽいと思った。爆弾ピエロとか。鍵盤の人もドラムの人も、結構暴れてる感じだった。
  • 二日目最初のGO!GO!7188のステージにもゲストで出てきたんだけど(今度仙台で対バンするんだって。いいなー)、3人で出てきて3人とも楽器は持ってなかったと思うの。ドラムの人がスティックだけ持ってひたすら踊ってたのが印象深いです。GO!GO!のカバー第2弾からアタックナンバー1をやっていて、例によってすごいGO!GO!節だったけど、まりこ嬢の歌も良かったですよ。「だって女の子だもん!」。
  • 一応一日目の他に戻るけど、だいたい当日書いたとおりなんだよな。みんな楽しかったけどねー。バインちゃんは久しぶりで曲はほとんどわからなかったけど、やっぱりカッコよかった。タナカも相変わらず薄かった(笑)。最後の斉藤和義くんは、本当に雨で寒いなか、進行が結構ぐだぐだで、でもそのゆるさもなんだか良かったりして。そしてセッションで出てきたチャットモンチーにやたらとセクハラ発言(笑)。でもやらしくない。そしてチャットモンチーかわいい(こんときの振り付けが特に)。
  • 二日目のほうがお目当てっぽかったかな。午前中のGO!GO!とバクホン。どっちも久々で曲半分以上わからなかったけど、けっこう抑える所は抑えてくれて楽しかった。聴きたいの聴けた。浮舟あったし。バクホンは罠が聴けて良かったな。バインもそうだけど、もうスタイルが出来てるから曲知らなくてもノれるし安心(だから新譜聴かなくなっちゃうところもあるけど)。
  • 曽我部さん途中から行ったら早速テレフォンラブだった。適当でいいから歌って!って楽しい。酒も入っていい感じ。
  • 豊年踊りのおばあさんのキャラが濃かった。てか一族。
  • ゆら帝は唯一結構書いたよね。良かったです坂本さん。エビぞりジャンプは出なかったけど、かなり弾いてた。
  • 原田知世は確かにかわいかった。そこだけ空気違ってた(多分前のほうの客層も)。時をかける少女が聴けたのがちょっと良かった。まったりしてからeastern youthに行って「死ね!」って言われた(笑)。しかし後ろのほうにいたら屋台の呼び込みが激しかった。あとでチャイ買ったけど。
  • 勝井さんは映像とのコラボ。ソロだとちょっとなー、最初のほう静かだったし、リズムが欲しくなっちゃう。ROVOならもっと踊れるのに、とか。後のほうで盛り上がってきたら結構引き込まれた。で、終わるかとも思ったけどまだで、SHERBETSが終わった友達と合流して清志郎さんにいってしまいました。
  • 清志郎はキング。大団円。寒くても楽しい。毛布にくるまりながら踊ります。最後のキラキラ紙ふぶき(セロファン)の演出はとてもきれいだったけど、後で拾うの大変。ちょ…反エコ…(苦笑)

全体の雰囲気、おおらかな感じでよかったです。ちょっと会場手狭かなという気はしたけど(人多いとか、動線がときどき渋滞気味とか)、トイレはほとんど並ばないくらい。飲食も豊富で、おいしかった。いいフェスだなー。夜は寒いけどね。これを越えられたから次はRSRも大丈夫かな?