chocolate melts with music

行ったライブメモ

トルエンズ追記

結局書きます。とりあえずまとまりませんが、書けることだけ。
久土さん、最初からテンション高めでした。頭の振り、足の上がりとも。曲間には「反応薄いんじゃないの〜」とか客を煽ってたり。「バカヤロー」とかなんかいろいろ言うんだけど、ちょっと照れ笑い混じってて、すぐ「すんません」とか小声で言うのね。かわいい(笑)。あと、弾き終わってから「サンキュー」って言って、「俺もスカしてサンキューとか言えるようになったな」って笑ってました。
「あっぱれ」がまたフルバージョン、2番まで歌っていました。「好きな女優が離婚発表〜」って歌詞が好きです。めでたいよね(笑)。バージンブルースも、珍しく?歌詞飛びなしだったんじゃないでしょうか。でも後の「吹けば〜」(だったかな)で、ちょっとコードを間違えたりするような所もあって、珍しいなぁーと思ったです。後で自分で直してましたよね、「これが正しい」とかって言って。
「怠け者」からつなげてやった新ネタ(後でもう一度「怠け者」に戻って終わりでした)が、私は知らない曲だったんですが、カッコイイな〜と思って聴いてました。後で「さっきやったのはルースターズの…」と言いかけたら客席からも「バリウムピルス!」って言われて、ちょっと嬉しそうでした。「昔、バリウムピルスって名前でルースターズコピーバンドやってた」なんて話も。久土さんの昔話は珍しいかな?
プシガンガ前には、「この間やっと本人のが聴けましたね、ヤプーズで。だから今日は遠慮なくやっちゃいまーす!」と。でも久土さんの弾き叫びも好きなのです。

さて、純姫。「女優で歌手の」との枕つきで呼び込まれた登場の衣装は、先日ヤプーズでも着ていた赤のファーコート。長めの金髪ウィッグ(赤やピンクのお花つき)に、赤いサングラス。ピンクのマフラーを首に巻いて、暑いと言いつつも「今日はちょっと女優っぽい」。
お花をいただいて、その花束にちなんで1曲目のタイトルは「私はバラ」ということで。「全然関係ないけど。本当は違うタイトルあるんですよ」(オーロラB)。ちょっと演劇調の多いバージョンでしたよね。久土さんも「好きでしたよ、『私はバラ』(笑)」。
プリシラでは、サングラスを取り、曲の間奏でコートを脱ぐ。下は定番(ネタバレを隠すためのコートって、最初にも言ってましたね)のチュチュ姿で、今日は水色と茶色がテーマカラーかな。キャミの背中が茶色で、全面は白に水色の花柄のレースみたいな感じ。かわいかった。あと、白のレーストを水色のガーターで留めてるのが白いチュチュから覗いてるのもかわいかったな。
今日はかなり小物に凝っていて、プリシラの後には、バッグから薄紫の帽子(深いベレー帽みたいな?)を出して、ウィッグの上からかなり頑張ってかぶったのですが、「次何だっけ?」って聞いたら弾きだした久土さんの前奏聴いて、「全然合わないじゃーん!」と外して、ついでにマフラーも外して、家畜海峡へ。ファルセットが迫力あってゾクゾクする。途中で久土さんのギターの弦が切れ、4番がアカペラになるハプニング。それはそれで声が楽しめて良かったです。
非情のライセンスでは、再びコートを着込み、いぬん堂社長に取ってきてもらった「黒いほうのサングラス」をつけ、さらにさっき外したマフラーをウィッグの上からかぶって、お花を全部隠して頬かむり。久土さんに「変じゃない?」と聞いたら、「…ちょっと変」だって(笑)。「一曲のためにここまでするか」って、自分でも言ってましたけど。そこらへんが「女優で歌手の戸川純」ですよね。これの後のMCでだったか「歌手のときは、『純ちゃんは女優だからねー』と言われ、女優のときは『純ちゃんは歌手だからねー』と言われて、でも自分ではどっちにも入れてもらえないのではなく両方、歌手の棺桶と女優の棺桶、両方に片足を突っ込んでいる…(と言いかけて)いや、私には足が4本あって、どちらも半端な気持ちでやっているのではないのです。だからそのときには、体を分けてもらって、その頃にはクローン技術も進んでいるだろうから、二つにしてもらって、両方に入るんだ」みたいなことを言っていて、その表現が面白かった。どっちか、というのじゃなくて、両方あってこそ、二つ合わさっての戸川純だと思うですよ。って私はまだお芝居観たことないんですけど…。
それから、もともと劇中歌だった「また恋しちゃったのよ」。劇中で踊っていたわけではないそうですが、踊りながら歌ってました。かわいい。そんな感じで、女優モードが多めになってきている最近の純さんです。
鈴木建設のときは、「自然の恵み生かしつつ〜とか、表現しながら歌おうと思ったのだけど、いやこれは社歌だから、もっと義務的なものだ、と思ってやめた」という流れで、「小学校の校歌も、自分は楽曲的にとても好きだったので、みんなは高学年くらいになると“つまんねーなー”みたいな感じで歌ってるのに、自分だけとても元気よく明るく歌っていてバカにされた」なんて話。ちょっとだけだけど戸山小学校校歌を歌ってくれて嬉しかったですね。
UFOも、一部台詞がかったりして、「やればやるほど壊れていく」なんて言ってましたけど。それより今回は、最後のほうで久土さんが間違えてしまって、「もう一回お願いします!」と“それでもいいわ”あたりから弾き始めるんだけど、純さんは歌わないで「あなたがやったら、地球の男」みたいな感じで(笑)、「え、俺が歌うんですか」と言いながらも久土さんが弾きがなりだし、「♪近頃少し〜、地球の、男に…」っていったところで、純さんすかさず「女でしょう!」ってツッコミが入って大笑い。「それとも、実はそうだったの?意外なところで…そうだったの〜」とか言っちゃって、漫才炸裂でした(笑)。