chocolate melts with music

行ったライブメモ

今日は長かった

開場は19時ほぼジャストだったものの、開演は20時過ぎてから(予定は19時半)。
久土さんが「すみません」って言いながら出てきてスタートしたのですが、純さんの準備がなかなか整わず(髪型に迷っていたらしい)、一人の時間の引き延ばしに苦闘する久土さん。ルパン三世やってから「何やってるんだろ俺」とか言っちゃって。第二部の純さん衣装替えの時間にやろうと思っていた曲もやってしまったらしく、二部に入るところで「もう曲ないんすけど」と言ってはみたが、純さんにはにべもなく「だって私は着替えないと…打ち合わせしたじゃない」と(苦笑)。
だから二部の初めはもっと大変で、「どうしようどうしよう」と言いながら、急に「虫になったらよろしく」と始めたり(後で「練習しちゃったよ」と笑っていた。練習だったらしい)。「吹けば飛ぶよな」は合図の曲でその次には純さんが出てくるはずだったのに、まだもうちょっとと言われて困り果て、「こんなのしか出てこない」と山本精一PHEWの「バケツの歌」とか「鼻」とかやってみるが、「こんな暗いのはやらないほうがいい」とかブツクサ(私はやって欲しかったですけどねー)。と思ったらまた急に「分かった!」と叫んで始めたのが「黒の舟歌」。でも途中で詞が分からなくなって、純さんの譜面台に置いてある歌詞カードのファイルを床に置いて探すんだけど見つからなくて、一回目(大波小波揺れ揺られ〜)は客席の助けで再スタートしたものの、間奏の後にまた引っかかって(たとえば男はアホウドリ〜)、もう一回ファイルを見たら「あった!」。良かった(笑)。
久土さんのすぐ目の前に座っていたもので、なんと言うか文字通り身近でした。それだけでもう楽しかったです。最初から「今日はいっぱいいっぱいです」と言っていたのですが、その通り、一人でいるときはちょっとおどおどしたような感じで、揃えた膝に手を置いて考えこんだり、スタッフさん(というかその後方奥の純さん)の様子を伺ったり。前回ここNaked Loftでやったときは、一人でも楽しそうで、通行人に吠えかかったりしてたけど、今回は余裕なかったようです。最後のときに純さんが、「この人はスタッフのようなこともやったりするので、こういう時間とかにはけっこう神経を使うんです」とフォローして、「一番悪いのは俺!ごめんなさいっ」と謝っていました。