chocolate melts with music

行ったライブメモ

たくさんの豪華な出演者たち

  1. Dancer MAKO
    お着物着流し風スタイルで、椎名林檎の「ポルターガイスト」で舞踏。ダンスを評する言葉を私は持ちませんが、急によく知ってる音楽で始まったので驚きました。わりと詞を意識した振りだったと思う。最後は、ステージ下にいたヨタロウさんに帯の端を持たせて、自らくるくるあーれー、で退場。ヨタロウさんが上がってきて、本日の案内みたいなアナウンスを。その後も2組ごとくらいに出てきて、紹介したりしてました。
  2. 降神
    純文学系なヒップホップ、とか紹介されてました。うん、そう、なのかもしれない。でも私に分かったのは、私はヒップホップ苦手だ、ということだけでした。ごめんなさい。
  3. 青空プレタ・ポルテ
    元夫婦漫才。えー、ネタは、なんかもうフォローの仕様もないというか、ステージ上も客席も“どうしよう、これ”みたいな空気が流れていた感がありましたが、その辺は離婚して漫才が久しぶりだったとかそういうことなのかは、存じ上げません。ただ、常磐線ネタと、最後に2曲歌(とギター)もあったんですが、その「ここは茨城」と「パンダちゃんマリモちゃん」は面白かったです。
  4. Noribooooone with bitter ends:
    この日の出演者の中では一番、普通のロック系統のバンドさんだったと思いますけど。一番ポップでさわやか系。自己紹介では「ポケットミュージックやってます」と言っていました。ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム、トランペット(だけ女の子)の構成。ボーカルの男性はちょっとGOINGっぽいと思った。
  5. 宮崎吐夢河井克夫
    鮮やかな赤のフリルのついたトップスに黒いパンツというおそろいの衣装で、踊りながら出てきて、ひたすら踊る、パラパラ。1曲目は、今パラパラのキーワード辿って思い出したけど、「TRY ME」でした。普通にパラパラな感じ?2曲目は鮨が好きーな歌。三食鮨でもかまわなーい♪踊りにも鮨を握るような動作あり。3曲目は、「女性器?男性器?どっちついてるの?」っていう(笑)歌で、振りがまた笑いを誘う。吐夢さんはかなり情熱入った踊り。対して河井さんはあくまでも機械的な動き。すごい面白かった。踊るだけ踊って、3曲で去ってゆきました。しかもオチは「両方ついてるの!」。えーこれだけー、の声があちこちから。あっけにとられました。
  6. Acky+Rumi:
    面影ラッキーホールのAckyさん(ギター)ともう一人キーボードの方(お名前、アンケート等にも載ってないし、失念)で、女性ラッパーRumiさんを盛り立てる。というか、「Rumiちゃんにチャイナドレスを着てもらいたかっただけです」とAckyさんは言ってましたな。そして自分たちはとってつけたようなチャイナ風で、中華帽かぶってたり、シャツに手書きの金文字で「喜喜」(って一字の漢字ね)と書いてみたり、してました。Rumiさんについては、「ラップ界の戸川純」とか「平成の戸川純」とかやたらと紹介されてました、が、どの辺が?って感じ…。でも最後にやった曲、「Beautiful Life」の詞の内容は、現代の恋愛模様etcにおける女の子の本音ぶっちゃけ、という語調ほど生半可じゃなくシビアというかちょっと痛い感じで、まぁなんとなく言わんとすることは分かるけど、ね。ラップも、私はあまり得意じゃないようです…日本語だとね、言葉が強すぎるというか、なんていうか。何なんだろうね、とも思うんですが。ともあれ、このアクトは、1曲やったところでAckyさんのギターの弦が切れ、換えのギターが来たけど調律があっておらず、「今日はグダグダです!」と半ば自棄のようなトークで繋ぎ(面白かったけどね)その後もう次は最後の曲(もともと2曲きりの予定が長引いたのか、時間とられたので曲を省いたのか分かりませんが)、という本日一番のトラブル?でした。
  7. 東口トルエンズ(山本久土戸川純):
    別記します。
  8. エミ・エレオノーラ:
    女性キーボーディスト。純さんに「美神!」と言われていましたが、ほんとそんな感じ。金髪猫耳(じゃなくて多分、髪をそんな形に結ってたのだと思うけど)、毛皮ふかふかついたレオタード風(うろ覚え)の衣装、豹柄タイツに厚底靴。純さんと同じく5歳児に「かわいい!」と言われたそうです。トルエンズのラストに「UFO」をセッション(これがスゴイ良かった!)の後、ほとんどそのまま、ギター・ベースの方とご自分の演奏へ。ジャンルとか、用語が分からないので説明できないんですが、インプロとかそういう系?ポップとは対極の方向っぽい。でもこれが相当カッコ良かった。2,3曲の短いライブでしたが、終わった後、ステージ下、私のわりと近くにいた女性*1に「この人がCD売るから!」とCDを渡していかれました。買おうかと思ったんですが買いそびれ、ちょっと後悔。また聴く機会があるといいなー。そんな感じで言動もカッコイイ女性でしたよ。演奏中も、厚底靴の足をキーボードの上に上げて弾いてたり。終わったときは「はい!次、誰?」って女王様みたいな声で言ってたし。最初に、「UFO」の後だったので、「宇宙人の目撃者は、みんな絵が下手ー!!」って叫んでたのが面白かったです。
  9. 宮藤官九郎天久聖一
    トーク出演。「ライブにトークで出るのはすごいプレッシャーなんだけど」とヨタロウさんに言いつつ、この東流会には初回から何度も出演していて、「一番出てるんじゃない?」というクドカン登場です。映画の宣伝などをする予定だったようですが、七之助くんのあの事件があったもので、昨日今日と大変だったとか。とにかく今日は来れただけでも良かったと。そしてまず、「七之助くんは、いい子なんだよ!本当にいい子なんだよ!」と連発。その後、映画の予告編が上映されたのですが、そこでも七之助くんが映るたびに「いい子だ」、そのうちお客さんもみんなで「いい子だ、いい子だ」って言ってました。あとは、天久さんの出演シーンが映されました。ほんとちょっとなんだけど。時間が押せ押せだったこともあり、後ろでバンドのセッティングが行われるなかでの、短いトークでした。
  10. ヨタロウ with METOROMANCE HOTEL
    ジプシーバンドという表現をそこここのレポで見かけました。なるほど、そう言うのね。ギター、ドラム、ベースに、バイオリン、アコーディオン、サックス、クラリネット、かと思うと沖縄三味線、他いろいろな楽器が出てきて(人数も多いけど、一人でいくつもとっかえながら弾く人もいる)、民俗音楽系だけど、国籍特定できない、みたいな。ヨタロウさんの歌声は、最初ちょっと歌謡曲系かなと思ったけど、すごいきれいで雰囲気ありました。風貌も込みで。「こういう音楽を初めて聴く人、ポカンとしてるけど、だんだん慣れてってね」と言ってましたが、ほんと、だんだん慣れてくると気持ち良くなってきます。時間が時間だったので、ヨタロウさんも腕時計気にしながらでしたが、それでも結構長くやっていたような。まぁ、メインですから。って、私がアンコールに純さんがもう一度出てくると言ったのが目当てで残ってて、終電はなくなりそうだし、途中で帰るか、ほんとに純さん出てくるのかって、気が気じゃなかった、というのは、見逃してください、すみません。アンコールは、純さんが出てくる前にも、西遊記の曲を2曲やってました。ヨタロウさんが、孫悟空みたいにジャンプしてました。もっと気持ちに余裕を持って聴けたら、もっと楽しかっただろうなー(汗)。

*1:トルエンズの前の幕間に、ヨタロウさんに紹介されてステージに上がっていた女優さん二人。妻夫木くんの出てる映画にちょっと出てる、とかでDVDの宣伝をしていたのですが、肝心の映画のタイトルを失念しました。あう。