デーモン小暮閣下、クラシックの殿堂に現る!
- オルフ 『カルミナ・プラーナ』より "おお運命の女神よ"
- プロコフィエフ 音楽物語『ピーターと狼』(デーモン小暮閣下編)
- 伊福部昭 SF交響ファンタジー第1番より『三大怪獣地球最大の決戦』
- !(EXCLAMATION)/Delpieeero Hashimoto 『Destinyland』
- デーモン小暮閣下 『悪魔組曲作品666 変ニ短調』より抜粋 および本日限定特別編成悪魔組曲
- ベルリオーズ 『幻想交響曲』より "断頭台への行進"
- (en)チャイコフスキー 『1812』
新日本フィルハーモニー交響楽団のPOPSシリーズの最終回に、閣下がゲストにいらしていたのでした。
いやもう、すんごい面白かったです。閣下は、オーケストラに対する素朴な疑問とか聞いてみたり、『ピーターと狼』のナレーションを、役名総入れ替え(台本はそのまま)で『ジョージ・ブッシュと国際情勢』とか銘打ってやっちゃったり(しかも時々モノマネ交じり)。一番ウケてたのは、トニー・ブレア(小鳥)を捕まえようとして失敗したプーチン(猫)に向かって、小泉(アヒル)もガアガアと鳴きたてるってところ。「もちろん、安全な池の中からである。」(笑)
後半には、!(エクスクラメーション)と聖飢魔IIの曲をオーケストラバージョンで。マイクありで歌ってましたけど、さすが、マイク離しても十分声響いてました。この日の客層は、半分がクラシックファンで、半分は聖飢魔?の元信者らしい、と閣下が言ってたんですが、それで「悪魔組曲」やる前に、「新日フィルにプレッシャーをかけようのコーナー!」とか言って、お客さんを半分に分けて、上下パートでハモらせてました。これ、聖飢魔IIライブ(ミサか)の定番ってこと?私はどっちかというとモグリ信者(笑)だったんで、よくわからないながら歌ってみました。指揮の竹本さんが、「こんなのリハーサルになかったよー」っておっしゃってたのが面白かったなぁ。実際の演奏では、「今日は合唱団がいるから、おまえらは歌わなくていい」との閣下の仰せでしたけど。
そんなんで、客席の雰囲気も、「閣下ー!」とか歓声飛んじゃったりして、普通のクラシックの雰囲気よりは大分カジュアルでした。客層は…、確かに半々だったのかなぁ。よくわからないけど、子供からご老人まで、いらっしゃってましたね。元信者っぽいお姉さまたちもたくさんでしたし。でも、「悪魔組曲」より、「幻想交響曲」のほうでノッちゃってたのは私くらいだろうなぁ(笑)。第4楽章「断頭台への行進」、久々に聴いて、好きなんだよなーと思って、ちょっと感動してました。あと、アンコールで『1812年』(終わりのほうだけでしたが)やってくれたのも嬉しかったな。ステージの一番前に大太鼓が出てきたので、もしやと思ったら、やはり閣下が出てきて手ずからドンドン叩いてました。楽しそうだった(笑)。
そんな、なんだか物珍しい体験でした。楽しかったよん♪